暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア学園
第六千六百七十四話  あのテロから

[8]前話 [2]次話
第六千六百七十四話  あのテロから
 日本は最早完全に変わり果てた漫画家さんについて妹さんにお話しました。
「あの飛行機がビルに突っ込んだテロからでしょうか」
「あのテロですか」
「あの時にこの手があったとか仰っていましたから」
「はい、ご自身の漫画の中で言われてましたね」
 妹さんもこのことは覚えていました。
「あのテロでかなりの一般市民が亡くなられていたのに」
「保守派としてかなりの反米になっておられて」
「それで、でしたね」
「アメリカさん憎しの念が高まってきていて」
 他には中国や韓国、ソ連への感情もかなりでした。
「そこにあのテロで」
「何かが一気に変わられましたね」
「あの事件からテロ容認派になられたところがありましたね」
「それ以前に白人への強烈な偏見がありましたし」
 中国人への偏見も相当でした。
「何かそれが一気にです」
「あのテロで歯止めが利かなくなりましたね」
「もう歴史を越えました」
 悪い方向にです、どうもあの漫画家さんがおかしくなったのは貿易センターへのテロが発端であったみたいです。


第六千六百七十四話   完


                  2017・11・16

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ