106残虐超人美汐さん
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アラートを聞き、祐一クンロボも身構えた。
『ザストデケリサ、マフテラコスミ! お前は一生、病院の隅で震えて泣いていろ!』
ゆうくんの上に倒れ込むようにして真琴(本物)に襲いかかり、脳を破壊しようとした見えないプレデターさん。
「ギャーーーッ(解錠もしてないのにどうやって?)」
元から部屋に入り込んで、ゆうくんを2階に連れ去ってエロい事しようとしたメスの、脳を破壊するための術を繰り出した美汐さん。
祐一はかろうじて真琴の頭を手で守り、攻撃を防いだ。
この技を食らうと、校長先生とかレディースの前総長のように幻覚を見せられ、恐怖で残りの一生を、壁に張り付いてガッタガタ震えるだけの生き物に変えられる。
『何のっ、呪い返しっ』
術者として、プレデターさんの気配とか、体温と呼吸音に気付き、こめかみを守って呪い返しを繰り出す初恋の女の子。
『真言呪い返しっ、アステラシマサ、カシミレハッ!』
どう考えても、自分の背後に乗っかってる、クォーターで目に見えない悪鬼羅刹の方が、初恋の女の子より呪力も強い。
ついでに呪いのような恋心もあって、舞お姉ちゃんぐらい凄まじい嫉妬心も持つ。ちなみに祐一クンロボのAIの正体は、舞の胴体の魔物で「嫉妬」の心を持つ、草木の精霊でもある。
一弥を妊娠してレズの桃源郷も手に入れたので許してくれた、佐祐理お姉タソぐらいでは済まないし、妊娠した程度では決して許してくれない。
女たちの怪獣大決戦が停止するのは、ゴージャスさゆりんの固有結界内だけ、その外側では平然と殺人技が行使される。
『我は大盾、風雪に耐える大木なりっ、あらゆる物を防ぎ、異界に放逐されること無しっ、地根不動の術!』
中学校から訓練を始めた程度の普通人の真琴さんより、幼児期からお婆さんに叩き込まれ、どっかのエルメロイ卿ぐらいの魔術回路も、天賦の才能まであるプレデターさんの方が術の練度とか妖力も高過ぎた。
美汐さんの次の術に対抗するには、偽マコピーさんが繰り出せる最大技、祐一きゅんが教えた雷電怒涛の術になる。
イコール二人の間でサンドイッチにされている、ゆうくん感電死直行。
「ヤメテーーーー!」
プチ怪獣大決戦が行われた真ん中、北海道の片隅で愛を叫んだケモノ。
普通ならギャグキャラである祐一が両側から刺されて呪いを受け、ぶっ壊されて廃人コースなのだが、どちらも恋人の悲鳴で停戦した。
『チッ』
邪魔者を一匹排除し損ねて、舌打ちするプレデター。
ゆうくんは、昨日からのこの人も怖すぎて、鎧武者に乗ってブリッツクリークしちゃう人は、お姉ちゃんズとかマッスルボディ栞さんぐらいの怪獣枠、悪鬼羅刹枠に入れた。
香里とかの魔獣枠、超獣枠に入ると、自動的に恋心も消える。
「フンッ、ブサイクのくせに」
『クッ』
現在の美
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