第二十六話 復活のロイエンタール
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第四次イゼルローン攻防戦が未だ書けないのに、書けたのはエル・ファシルの英雄です。
最後に増補しました。
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第二十六話 復活のロイエンタール
帝国暦478年9月1日
■イゼルーローン要塞 オスカー・フォン・ロイエンタール
やっとオーディンを出立しホッとした。
最初のワープを抜けたとき此ほど安堵した事は無かった。
もう魔王《テレーゼ》は遙か彼方だ!
此から俺の時間が始まるのだ!
いよいよイゼルローンだ、これで魔王は五千光年の彼方だ。
ホッとしたこれで暫くは自由恋愛が楽しめるという物だ、
まあ一週間は要塞の各部署の見学だから出かけられんが、8.9は休暇だこれからが楽しみだ。
翌日から要塞司令室や艦艇用ドック、浮遊砲台等を見学を行い宇宙艦艇に乗り回廊部の狭さや危険宙域の外園ぎりぎりまで航行したりし非常に為になる行為だった。
鶏冠頭《ビッテンフェルト》は戦艦に乗ると異様なぐらい興奮して、自分の艦は真っ黒に塗るぞと力説していたがお前未だ少尉だろう船が貰えるのが何時になるんだ?
ワーレンは心有らずとゆう感じで溜息をついていた。
そんなに嫁が恋しいか、俺には判らん事だがな。
俺は俺で今度の休みのことが気になってばかりいた。
そうこうしているうちに、8日が来た俺は早速バーへと繰り出した、ネット情報で奇麗所が集まる所でイゼルローンでもお勧めスポットだと言うので行ってた。
店に行くと30代前半ぐらの斜に構えた美女がお出迎えしてくれた。
「あら少尉さん初めての方よね?」
「ああオーディンから来た」
「まあ遠いところをようこそ、私当店のママをやっています、ユリアーネって言います」
「当たりのようだ、ママの態度も良いし、ホステスの質も良い」
「レテーナ此方のお客さんに来てあげて」
ママが呼んだ娘は、俺好みのいい女だった。
「レテーナて言いますお客様のお名前は?」
「オスカー、オスカー・フォン・ロイエンタールだ」
この名前に反応するだろうか?
反応しないな矢張り此処までは噂が来ていないのだな。
「ロイエンタール様で宜しいですか?」
「ああ構わんよ」
「よろしくお願いいたしますね、ロイエンタール様」
「此方こそミスレテーナ」
「レテーナで良いです」
「そうか」
今日は楽しい日になりそうだ。
■イゼルーローン要塞 バー ファンタズィー ユリアーネ・フェルゼンシュタイン
本日調査対象のオスカー・フォン・ロイエンタールが来店した早速羽を伸ばしに来たようだ。
レテーナを付けたが早速気に入った模様、そのうちに誘われるだろう以上。
御屋形様へ定
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