第138話
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探索を開始したルーク達が時折襲い掛かってくる魔物達を倒しながら先に進むと、目の前に魔法陣が突然現れた。
〜第六星層・霊峰ファロース〜
「魔法陣……!」
「来るか……!?」
突如現れた魔法陣を見たティアとルークは声を上げて仲間達と共に身構えた。すると魔法陣から異形の魔物が現れた!
「――――――――」
「何だ、ありゃ?」
「僅かですが人……のようにも見えますが……」
「今まで見た事がないタイプだな……第五星層を徘徊していた悪魔に僅かに似ているが………」
「………私達の道を阻むのなら、斬り伏せるのみ。――――行くぞっ!」
初めて見る魔物にガイやクローゼ、ジンが戸惑っている中静かな表情で呟いたレイスは仲間達に号令をかけて異形の魔物との戦闘を開始した。
「―――――――」
戦闘開始早々魔物は何と上級昌術――――グランドダッシャーを発動し、効果範囲が広いかつ発動が早かった為ルーク達は防御や回避行動が遅れた為ダメージを受けてしまった。
「いたた………今の術って、もしかしてジェイドさんやイオンさんが習得している……」
「ああ………地属性上級譜術”グランドダッシャー”だ。ったく、とんでもない先制攻撃をしてくれたぜ………―――集気法!!」
術の発動が終わった後痛みに顔を歪めながら武器を構えなおしたアネラスの言葉に頷いたガイは術で受けたダメージを回復する為に大気中の気を体内に取り込み
「壮麗たる天使の歌声―――――ヴァ レイ ズェ トゥエ ネゥ トゥエ リョ トゥエ クロア………」
ティアは味方全体の攻撃力と防御力を上昇させると同時に治癒の効果を持つ譜歌――――ホーリーソングを発動して自分や仲間達の傷を回復させると共に能力を上昇させた。
「魔神拳!秘技―――裏疾風!斬!!」
「蒼波刃!もう一つ!二の型――――疾風!!」
ティアの譜歌が終わるとルークとアネラスはそれぞれ遠距離攻撃から一撃離脱技へと連携して敵にダメージを与え
「とりゃっ!雷神脚!!」
二人が敵にダメージを与え終わるとジンが上空からの強襲攻撃で追撃した。
「降り注げ、光の結晶―――クラスターレイド!!」
「やあ〜っ!ダイヤモンドダスト!!」
3人の攻撃によって敵が気を取られている隙に詠唱や駆動を終えたティアとクローゼはそれぞれ術とアーツによる光と氷の結晶を発生させて攻撃し
「虎牙破斬!秋沙雨!刃よ乱れ飛べ!龍爪旋空破!!
「風雷神剣!秋沙雨!烈空刃!!」
二人の魔法攻撃が命中するとガイとレイスが一気に敵に詰め寄って左右から次々と技を叩き込んだ後それぞれ敵から距離を取って追撃に無数の斬撃波を発生させる技を叩き込んだ。
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