第138話
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「――――――」
「おわっと!」
「よっと!」
ルーク達の攻撃によって傷ついて行った敵は反撃に一瞬で溜め込んだ闘気を収束して解き放つ技―――チャージレーザーを放ち、襲い掛かるレーザーに対してルークとアネラスはそれぞれ側面に跳躍して回避し
「―――――」
「堅固たる守り手の調べ――――クロア リュォ ズェ トゥエ リュォ レィ ネゥ リュォ ズェ………」
続けて敵は昌術―――サンダーブレードを発動してティア達に攻撃したが、詠唱している様子の敵を見たティアは先に絶対障壁を展開する譜歌を歌って自分達に対する攻撃を防いだ。
「やあ〜っ!エアリアル!!」
そしてティアが展開した絶対障壁の中でオーブメントの駆動を終えたクローゼが竜巻を発生させるアーツを発動して反撃し
「双牙斬!雷神剣!貫く閃光!翔破裂光閃!!」
「虎牙破斬!獅子戦吼!ただで済むかよ!烈震千衝破!!」
「秋沙雨!断空剣!鳳凰天駆!!」
「せぇぇぇい!月華掌!コォォォォ………破ァッ!!」
「蒼牙刃!さあ、行くよっ!まだまだまだまだまだまだぁっ!とどめっ!!」
クローゼが発動したアーツによる攻撃が終わるタイミングで前衛達――――ルークとガイ、レイスとジン、そしてアネラスが敵を包囲して次々と技を怒涛に放って敵に大ダメージを与え
「聖なる槍よ、敵を貫け―――ホーリーランス!!」
ルーク達の攻撃が途切れると詠唱を終えたティアが譜術を発動し、ティアの譜術によって敵の頭上に発生した数本の光の槍が敵に襲い掛かり、敵を貫いた!
「――――――!!??」
耐えきれないダメージを受けた敵は悲鳴を上げた後”グリモア”の姿に戻り
「止めだっ!」
そこにレイスが詰め寄って細剣で”グリモア”の身体の中心部を貫いて止めを刺した。
「ふう〜……いきなり、”グランドダッシャー”を放ってきた時はヒヤっとしたが、何とか倒せたな………」
「しかも”サンダーブレード”まで使ってきたからな……あのまま、術を使わせ続けたら、ヤバイ術が飛んできたかもしれなかったから、早目にケリをつけて正解だったな。」
戦闘終了後武器を収めたルークとガイは安堵の表情で呟いた。するとその時”グリモア”が消えた場所に封印石が現れた。
「あ………」
「封印石ですの!」
「まずは一つ目ですね。やっぱり中の人は王子殿下が以前いた世界のお知り合いですかね?」
「さて………それについては解放しないとわからないが……」
封印石の登場にクローゼは呆けた声を出し、ミュウは声を上げ、アネラスに視線を向けられたレイスは静かな表情で呟いた。するとその時封印石が光を放ち
「どうやらここの封印石は
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ