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ヘタリア大帝国
159部分:TURN16 南京沖会戦その一
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メリカにしても中帝国にしてもね」
「それじゃあこの南京で日本軍を破って」
「彼等を黙らせよう」
「それから失地を回復するわ」
 北京や香港、そうしたところをだというのだ。
「それからね。戦後の政策は」
「ソビエトが厄介だけれど」
 キャヌホークは彼等を見ていた。あくまで。
「共有主義はね」
「リンファはいい娘だけれど」
 既に日本に投降したことがわかっているのでこうした表現だった。
「共有主義に染まっていることがね」
「問題だったね」
「ええ、何とかしたかったわ」
 これは友人としての言葉だった。
「是非共ね」
「まあ日本にいるからね、今は」
「どうしようもないわね」
「彼女のことは後で考えよう」
 戦争の後でだ。そうするというのだ。
「それじゃあ今はね」
「ええ、もうすぐここに祖国さんも来るわ」
「あっ、中国さんもなんだ」
「ええ。だからお話しましょう」
 こうした話をしているとだ。実際にだ。

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