第三章 異世界での狩り
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の///!森羅殿///この態勢は///あの....」
私がそう言うと、彼は何も言わずに道の端に、そっと降ろしてくれた。
森羅「此処で待ってろ。直ぐに終わる」
えっ!?直ぐにって....
麦穂「ま、待ってっ!!森羅殿!!」
私がそう呼んでも彼は立ち止ってくれなかった....森羅殿.....
麦穂sideEND
森羅の目の前に、本来戦国の世界に存在しないはずのモンスター...アオアシラが居る。
何故にアオアシラが居るのかは不明だが、そんな些末な事は森羅にとって如何でも良い事である。
ハンターのやる事は決まっていつも一つだ...目の前に獲物が現れたのなら、狩る。それだけなのだから....
森羅を見て、アオアシラが警戒と後ずさりをし始めた。しかし当の森羅は悠々と腕を前に組み、アオアシラが向かってくるのを待っていた。
しかし一向に攻めて来ないので、彼はアオアシラに向かって指を翳し、ジェスチャーで挑発した。
クイックイッ(さっさと来いという意味合いである)
ブチッ#!!!っと堪忍袋がキレた音がしたと同時に、アオアシラが彼に襲い掛かる。
グアアアアアアアアアアアアアアアアアアア――――!!!!
咆哮を挙げながら、襲い掛かるアオアシラに対し、森羅は至って普通で余裕であった。
しかしこれを見ている麦穂にとっては心臓に悪く、声を荒げてしまった。
麦穂「し、森羅殿っ!!!」
しかし.....
ガンっ!!っと音ともに、アオアシラの鋭利な爪による引っ掻く攻撃をチャージアックスの盾で止めた。
アオアシラ「ガ、ガア?」
森羅「...死ね」
ズバンッ!!!っという大きな音と共に、アオアシラの頭の上から高出力属性解放斬りが振りかざされた。
簡単に言えば、ようは森羅がアオアシラにカウンターを決めたと同時に、奴の体は真っ二つになったのだ。
これにより、アオアシラは絶命した。この光景に驚き見ていた麦穂は、ただ呆然するしかなかった。
そんな彼女に近づく森羅は、ケロッと何事も無かったかのように澄ましていた。
森羅「大丈夫か?麦穂」
麦穂「ハッ!!し、森羅殿っ!!そ、その大丈夫なのですかっ!?」
森羅「ああ。それよりもだ....そろそろ出て来い。覗き見は終わりだ」
麦穂「え!」
森羅がそう言うと、背後の建物の屋根から2人の人影が現れ、そして森羅たちの前に跳躍し、飛び降りた。
その2人の人物に
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