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ヘタリア大帝国
154部分:TURN15 ハニートラップその四
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う」
「その様に」
 こうしてだ。東郷はあまり好きではないデスクワークも行った。しかしそれが終わればすぐにだ。町に出て遊び人の顔に戻った。その彼の前にだ。
「ねえ叔父様」
「ははは、俺はまだ若いんだがな」
 言い寄ってきた少女、その正体はハニートラップに笑って返した。
「叔父さんって歳じゃない」
「けれどお髭があるから」
「ああ、これか」
 東郷は己の顎に微かに、そしてうっすらとある髭を右手でさすった。髭の感触は確かにある。

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