暁 〜小説投稿サイト〜
戦国†恋姫 ー無双の狩人ー
第二章 その者、織田久遠信長
[7/7]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
な、ではないぞ。これは如何言う事だ?久遠」

久遠「すまないな。こやつらが如何しても、貴様を試したいと言うてな...」

森羅「...アホか」

その時、森羅に畳に押し付けられている壬月が声を荒げる。

壬月「貴様ぁ!何処の草だっ!」

森羅「は?」

森羅に対し、久遠が補足する。

久遠「草とは忍び、または刺客だな」

森羅「はあ...俺は刺客ではない。「では何だっ!!」お前、畳の上に叩きつけられている中で、
よくそんな強気に出られるモノだな?呆れを通り越して尊敬する」

負けじと、彼に睨み続ける壬月に溜息交じりで見下ろす森羅。そんな彼に久遠がある提案をする。

久遠「どうだろう森羅。約束どおりに鎧は返す、だから壬月を離してくれぬか?」

森羅「.....」

静かに彼女たちをそれぞれ睨み続ける。

久遠「我を信じてくれ」

森羅「...いいだろう」

森羅は言う通りに、壬月を離した。そして彼女も彼に反撃をする事はせず、久遠の身を守る為、彼女の前に立つ。それに麦穂も続く形となる。

久遠「森羅...ありがとう」

森羅「ああ....」

この日を境に、彼の運命がガラリと変わる。その壮絶な道のりは険しい事は、彼は未だ知る由もない....








[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ