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戦国†恋姫 ー無双の狩人ー
第二章 その者、織田久遠信長
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...では、バルバレという場所は?」

少女「知らん」

最悪だ....

森羅「マジか....」

俺は頭を抱え項垂れる。が、そんな俺を余所に少女が珍しい物を見る様な好奇心旺盛で聞いてきた。

少女「なあ!その、どんどるまっというのは何だ?それに、ばるばれというのも何だ?なあ!」

森羅「はあ....」

にしても...此処は何処だ?俺は確か奴と戦って、光に呑まれてしまった筈だな?ならばその所為か?
それに虎鉄は如何した?何処に居る?仕方ない、これも聞いてみるか...

森羅「此処は...何処だか説明をしてくれるか?」

少女「デアルカ。....まあ一週間も寝ていたのだ。是非も無し。ならば我が教えて進ぜよう」

少女「ここはな。織田が治める尾張清州の城下町であり、この部屋は我の屋敷の一室だ」

森羅「...は?」

こいつは何を言ってるんだ?おわり?きよす?何処だそれは?町か?村か?俺はてっきり、ユクモ地方に飛ばされて来たのだと思ったが....どうやら違うらしい。

ヤバいぞ...何だかヤバくなったぞ...





少女「一週間前、この尾張清州に向けて、駿府屋形の今川治部大輔(いまがわじぶのだゆう)が侵攻してきたのだ」

少女「我はそれを迎え撃つ為、寡勢(かぜい)にて田楽桶狭間に進出し、奇襲を仕掛けて義元の首級を挙げ、見事勝利を収めたのだ」

少女「その時。そう、我が義元の首級を?き切った、丁度その時だ。貴様と猫もどきが天から降ってきたのが」

森羅「..................................................................................は?」

俺がそんな反応をすると、少女が不機嫌になった。

少女「我は事実を教えただけだぞ。それとも何か?我が嘘をついているとでもいうのか貴様!」

森羅「...何故そうなる。誰もそう申していないぞ。はあ...お前は嘘をついていない、これだけは信じれる」

久遠「そ、そうか...」



俺の返答に対して少女は機嫌を直してくれた。全く...




森羅「所で先ほど、俺と猫もどきが天から降って来たと言ったな?」

少女「うむ。そうだ」

森羅「じゃあそいつは今どこにいる?それと俺の防具だけでもいいから返してくれ。この薄着だけでは外にも出れんぞ」

今の状態はインナーであるが、これだけでは外に出られんからな...

俺が言うと少女がハッとなり、苦笑いで答えた。

少女「そ、そうだな。分かった、直ちに持って来させよう。そうだ我の名を教えねばな」

森羅「ん?ああ、そうだな」

すると少女が立ち上がり、大きく手をか
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