第一章 修羅の狩人
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束された光は、大きくなっていたのだ。
それよりも早く、男は龍の眼前までに駆け寄り、属性解放斬りをお見舞いする。
男「これで......死ねェェェェェェェェェェっっっ!!!!」
ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッ!!!!
だが不幸か、それとも偶発的に起きてしまったのか、彼の一撃は角に直撃し、
その瞬間角に溜まった光が暴発、男と純白の龍と、気絶しているアイル―の虎鉄は、
光に呑まれてしまった。
男「何っ!!...うううっ!!ぬああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!」
そして光が止むと、そこに男と彼のアイル―の虎鉄、そして純白の龍は忽然と姿を消してしまったのだ.....
所変わって、雨が降りしきっている其処に、急ぎ何処か走っている兵士がいた。
兵士「申し上げます!!」
兵士が何者かに何かを告げようとしていた。
???「許す!」
兵士「今川勢は、現在田楽桶狭間にて小休止!兵力を分散させ、今昼弁当に入っております!!」
???「デアルカ....大義!!」
兵士が下がると、その少女は鋭く眼を敵が居る方角に向けていた。その背後から2人の女性がいた。
女性1「勝者の余裕...ということでしょうかな」
少女「勝者か。あながち間違ってはおらんな」
女性2「我が方二千弱、対する今川勢は一万五千ほど。軍神摩利支天といえど、この差を覆す事は至難の業かと....」
女性1「常識的に考えれば、あれだけの大群にこれだけの少数で奇襲を仕掛ければ、無謀を通り越して自殺行為だからな」
女性2の発言に、女性1が苦笑いで呟く。
それに対して大将らしき少女が....
少女「常識などと、そんな下らんものに縛られる者では、大業を成し得んぞ」
女性1「しかし殿...」
少女「おけぃ。今やることは問答ではなく、合戦である。説教は義元を討ち取った後に聞いてやる。持ち場に着け!!」
女性2人「「はっ!」」
2人は直ぐに持ち場へと戻って行った。
久遠「さて.....これより織田久遠信長、一世一代の大博打。勝ちきって見せようではないか.....!!」
そして奇襲作戦が成功し、既に戦場は混迷と化していた。しかし敵方の今川勢は、突然の奇襲に対して真面な反撃が出来ず、次々と討ち取られて行った。
そして....
久遠「今川義元の首、この織田久遠信長が、討ち取った―――!!!」
この言葉に今川勢は完全に敗北し、戦場から逃亡する者が続出した。
久遠「織田の勇士たちよ!これより今川勢の追
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