第一章 修羅の狩人
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しまい、
今回の狩りの対象が居る森に向かって歩き始める。
男「...行くぞ...虎鉄」
虎鉄「はいですにゃっ!!旦那さんっ!!」
2人はそのまま森に入って行った。だが途中、クシャルダオラ、ガララアジャラ、ゲネル・セルタス、イャンガルルガ、グラビモス、リオレウス、リオレイア、ティガレックスと言った大型モンスターの襲撃に遭い戦いとなってしまった。
それが一度だけでなく二桁を超える始末となり、森の中は大型モンスターの死骸だらけとなった。
ここまでの連戦で流石に疲労が溜まりつつある状態では在ったが、2人は歩を止め引き返す事だけはしなかった。
何が何でも仇を取る...男はそう強く思い続けた。
...そして...
虎鉄「つ...着いたにゃ...此処が”奴”が居る巣にゃ!」
男「...此処が...」
2人が辿り着いたのは、何処か大きく開けた広間の様な場所であった。
何時しか雷と雨は止み、静けさがこの空間にあった。
男「此処に...”奴が”」
その時....
男「!!!...構えろ虎鉄」
虎鉄「旦那さん?どうし...!!!」
虎鉄が聞こうとした時、突如2人が居る場所に光が刺したのだ。未だ夜の中で、
行き成りの神々しい程の光が刺したのだ、こんな在り得ない事に2人は警戒し、
殺気を強めた。
その時である....
ブォォォンっ!!
虎鉄「旦那さんっ!!危ないっ!!」
突然、何か大きな物体が2人の視界に飛び込んで来た。これに際し虎鉄は男を庇う形となり、木に叩き付けられた。
男「虎鉄っ!!ん!何っ!!!くう!!」
虎鉄の無事を確認しようと駆け寄ろうとするが、再び先ほどの物体が男に襲い掛かる。
男は瞬時にチャージ・アックスを抜き、盾で防御した。だがそれでも向こう強さが圧倒し、彼は吹き飛ばされた。
男の図体の大きな体は難なく吹き飛ばされてしまった。
しかし吹き飛ばされながらも、男は直ぐに状態を整え直し、武器を構える。
男「虎鉄は...気絶しているだけだろうが、今は自分の心配だ。それにしても今のは...
ん?上から何か降って来て...これは...白い羽」
男の足元には、白い羽が落ちていた。しかしそれを見て男は直ぐに理解した。
男「ふっ...ふふふっ、ははははっ!やっぱり此処に居たのか...探したぞ...我が敵よ」
そう言いながら上を見上げた。其処には...
大きな天使のような羽が六枚もあり、四足で地に着き、長い尻尾が三つ在り、
全身純白に彩られ、額に長い鋭く尖っている、光る剣の様な角を持った神々しい龍が其
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