104金の卵を産む鶏
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言い出す奇妙な状況を見たが、秋子に「お嫁さん候補」「婚約者」と呼ばれたことには大変喜んでいた。
「あの、やっぱり私も「秋子様」って呼んだ方が良いですか?」
「いけませんよ、そんなのはあの人達が勝手に決めたことです、貴方達は歳の差程度の呼び方でお願いしますね」
「でも、私に敬語はやめて下さい」
「これは癖なので直せません、祐一さんにも香里さんにも、この話し方ですよね?」
「はい」
事務員の尋常ではない怯え方を見て、普通の会話をしていたのは、秋子にそうするよう命じられ、それが許されているからであって、逆らうようなことは決して許されない関係なのだと察した。
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