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東京レイヴンズ 異符録 俺の京子がメインヒロイン!
残照 3
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彼女には人としての生はあきらめてもらうことになります。他ならない貴方のご息女の人生を」
「……仮に、仮にそうなったとしても、あれも倉橋の人間だ。倉橋の決定には従ってもらう」
「そうですか。……それと、そのテストの回答者。双龍塔の発案者の青年なのですが」
一拍の間。
「かつて神隠しに遭い消息を絶った、貴方の息子です」
唇を離した後、京子が口を開く。
「秋芳君。あたしに惚れた?」
「ああ、惚れた」
「あたしのこと好き?」
「好きだ」
「あたしのこと愛してる?」
「愛してる」
「あたしもよ。もう秋芳君に『大好き』て呪をかけちゃったんだから。この呪は絶対に解けないわよ」
ふたりの恋人は肩を寄せ合い、たがいの重さと体温の心地良さに耽溺した。
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