ダン梨・I
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彼の鞭。リリにとっては少しばかり衝撃だった。鞭の威力は確かに筋力に左右されるが、それ以上に鞭そのものが魔物に対する殺傷能力という点では圧倒的なまでに劣る。そんな一面的には『役に立たないもの』を、別側面からのアプローチで『役立つもの』に変えてしまえる。それは心の強さだった。
星を見るか、泥を見るか。バミューダという男はもしかすれば、自分が『持ってはいないが持ちうるもの』を持っているのかもしれない。
「見届けさせてもらいますよ、バミューダ様」
「参加もしてもらうぜ、リリルカ嬢」
「僕としては嫌なら別にやらなくていいと思うんだけど、それじゃなんにも解決しないもんね……」
すべての答えが出るのは、きっと遠くない未来の事。
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