第六章 Perfect Breaker
Kaiju/破壊神
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その計器の単位は「Bq」と記されている。
読み方は「ベクレル」。
これは、放射能の測定器である―――――――
「騎士王、英雄王、脇役王!!夜天の主に、聖王、覇王。さらにはオルフェノク、ファンガイアにも王は存在する!!」
青ざめていく。
蒔風だけではない。
翼刀も、唯子も
ショウですら、その存在に声も出ず、ただ恐怖を感じた。
かの破壊神は、当時大地と海洋において最強とされる生物からその名を与えられた。
そして、この世に誕生して半世紀。
それは幾度となく我々の前に現れては破壊を尽くしてきた。
それは、この世界には結合していない存在だ。
だからこそ、セルトマンは作り出したのだろう。
「呼び名は様々!!破壊神、最強の怪獣、水爆大怪獣!!だが今回ばかりはこう呼ぶことにしよう!!」
「怪獣王―――――――!!!」
漆黒の体躯が、せり上がる海水を押しのけて出現した。
無数の背鰭が、通過する空気を切り裂いていく。
極大の脚部が、大地を踏みつぶして前進する。
その眼光は総てを敵と見做し
その咆哮は、総てを焼き払わんとする憎しみに染まっていた。
怪獣王・|呉爾羅≪ゴジラ≫
召喚
打破する術は、人類にはない。
to be continued
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