第六章 Perfect Breaker
Adam/正体
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の勝利を諦めてはいなかった。
「それは気が早くないか?」
セルトマンの表情から焦燥が消えていた。
余裕ぶった態度はなくなったが、その顔に先ほどの焦りはもはや微塵も残っていない。
「アーカイヴがなくとも、もうこの段階までくれば俺の勝利は揺るがない」
「そうかよ。おいお前ら、あいつの弱点は肋骨だ。右胸ねらえ」
「遅かったんだよ。お前ら「EARTH」は」
アーカイヴがあるから最終的な勝利は確実。
そんな甘えがあったことを、セルトマンは認める。
その余裕が、今のこの状況を作り出しているのだ。
だが反面、この状況をセルトマンは認める。
これでこそ、自分が乗り越えると豪語していた人物たちだ。
それにそもそも、自分の目的は「王」の召喚。
そして、そいつに打ち勝つこと。
「お前らを乗り越えられないんなら、「王」に挑むのも元々無謀だったってことだ」
「・・・・何を言ってんだ?」
「故にこの程度の状況、大したことではないってことだ!!!」
襲い掛かる、最新最古の人間。
謎は解けた。
対策もわかった。
では、勝利あるのみなのか?
否
正確には、ここからが正念場である、だ。
to be continued
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