第六章 Perfect Breaker
Archive/原典
[1/10]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
今までのあらすじ
思わぬ増援。
現れた仮面ライダーたちに後押しされ、窮地を脱することに成功する蒔風。
しかし、これはその場凌ぎ。いずれはセルトマンの勝利に終わるだろう。
彼の、力の源を解かぬ限りは。
そのころ、消えたはずのショウたちが目を覚ました。
飛ばされた先は、どこまでも白い空間。
そこに並ぶ本棚には、さまざまな形式で保存される原典。
「ここはアーカイヴだ」
そう告げ、探索を始める。ここに、いったい何があるのか。
------------------------------------------------------------
参考
アーカイヴ図(「|」これで棚一つ。長いのは二つ並びです)
| | | | | |
| | | | | |
| | |・| | |
| | | | | |
| | | | | |
↑
ショウたちはこっちからやってきた
・=パソコン(点の左側の棚に入って並んでいる(通路にポツン、ではない))
------------------------------------------------------------
「にしても、なんでこんなとこ来たんですかね?」
「へぇー」と、感心気味に棚に並ぶ原典を眺めながら、翼刀が呟く。
「セルトマンは大聖杯に繋ぐだけじゃなく、自身もここにアクセスしていた。俺の対処とおまえの攻撃で空間に穴が開いて、あいつの魔力からたどって辿り着いた、ってところかな」
翼刀の質問に、棚の向こうにいるショウが応える。
ちらちらと見える向こう側のそのショウに、なるほどーと後ろからついてくる唯子が感想を漏らした。
「で、ここに何があるんです?あ、リトルバスターズだ」
「へー、鈴ちゃんとかがいた世界のだよね?どんなの?」
「あ、おい勝手に・・・」
「・・・・ねえ」
「なんだ」
「主人公なのに、理樹くんがパッケージに描かれてないよ?」
「・・・・そういうゲームなんだろ」
まるで商品のようにこちら側に正面を向けて並べられている箱から目をそらし、先に進む三人。
「DVD、DVD、小説、漫画、漫画、DVD、小説、ゲーム・・・・」
「パソコンがありましたよ、ショウさん」
「ま、そういうゲームもおいてあるからな、ここには」
「いえ、そうじゃなくて・・・・」
「ん?」
翼刀の声に、ショウが回り込んでくる。
アーカイヴのど真ん中に当たる位置。翼刀は、そこにあったパソコンを指差している。
ショウが隣に来るとパソコンをの前をあけ、ディスプレイを見せ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ