風邪引き提督と艦娘達・1
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騰するまでの間に生姜と青ネギをみじん切りにしておく。鶏むね肉は細いささがきにして、塩を1つまみ振って軽く揉んでおく。
沸騰したお湯にご飯を入れ、2分程強火で煮たら中火にし、10〜15分好みの弛さになるまでよくかき混ぜながら煮る。
鶏肉と生姜を加えたら、鶏肉に火が通るまで煮込み、醤油や塩で味を整える。
※物足りなければ鶏ガラスープの素等をプラス!
鶏肉が煮えたら火を止め、胡麻などの薬味を加えて軽く混ぜる。器に盛り、青ネギを散らしてごま油を軽く掛ければ完成。
「完食ですね、偉い偉い♪」
「……俺はガキかよ」
腹も減っていたし、翔鶴の粥が美味かったので完食したら頭を撫でられた。褒められるような事じゃねぇと思うんだが。しかもナデナデすんな、恥ずかしいから。
「す、すみません。瑞鶴が体調崩した時に撫でてあげると喜ぶ物ですからつい……」
「つい、じゃねぇよ。お陰で熱が上がってきそうだ」
腹も満たされて再び眠たくなってきた。真っ赤になっているであろう顔を熱のせいにして、布団を被る。
「暫く寝る。他の連中にも静かにしてるように言っといてくれ」
「了解です。あの……添い寝のご用命等はありませんか?」
「いらん、帰れ」
「そう言わずに」
「頼むから静かに寝かせてくれ……」
「HEYショーカク!darlingと添い寝するのは私デース!」
ほら見ろ、また騒がしいのが来やがった。
「morningのデリバリーのジャンケンは負けたケド、それ以上のお世話はノー!なんだからネ!」
「……金剛」
「ん?どしたのdarling」
「うるせぇ。しばくぞ」
「Oh……」
普段ならその元気のよさは有り難いが、今はその声のデカさが頭に響く。本気でイラっとするから勘弁してくれ。
「大人しく撤退シマース……」
「そうしてくれ」
ふぅ。ようやく静かになった……おやすみ。
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