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HUNTER FUNG
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た。

「ここがコルマト島か・・・」と甲板の上で島の大きさに、ダルフが見とれていた。

「ぼさんとしとらんと、さっさと行くぞ!ここからが本場だ」と我峰は積荷を持ちながら言った。

我峰が船から降りると、反対側の桟橋には華凰の船が停泊していた。華凰はまだ数十の国々が地方分権国家の統治制を採っている多く集まっておる。なので、パーティーに出てる国と出てない国がごちゃごちゃとしていた。出ている国といっても、外交官や参謀が来ているくらいだ。そんな華凰の船は超大型船で、また俺には呆気にとられた。俺とは大違いにいろいろな所に旅をしている我峰は、平然としており埠頭に向かって歩いていると、一人の男がいた。「あなたが、12神獣に新加入される人かしら?」とその男は訪ねてきた。

「そうじゃけんど、お前は誰だ?」と立ち止まり、話しかけてきた男に言い返した。

「あら、これは失礼。私はあなたと同じ12神獣の巳の奄(えん)と言う者よ。あなたは亥の・・・」黒い忍び服を着た奄が我峰の名前を考えていた。

「我峰だ!なんじゃけ、歓迎の祝いか?奄、神宮を出て華凰まで行って」首を傾げて、偉そうに言い返した。

「ふふ、残念ねそんなことは無いわ!ただわたしが興味あるのは、あなたではなく。手土産に興味があるのよ!スットマンと言う、敗北者の罪人に」とニヤリとしながら、我峰と俺を通り越し、鎖繋されながら船を降りるスットマンを見つめて。




「なんじゃい、12神獣はやっぱりそういうもんのあつまりじゃけんかい!けどなぁ、あれは俺の土産ではなく。後ろにいるダルフのモンや」と親指を背後の俺に突き立てた。

「へぇ〜それは、面白いね」とスットマンや我峰を見つめていた。奄の目線が一気に俺にきた。まるで捕食対象を見るかのように・・・。その威圧に、俺はヅルヅルと後退りしたくなった。

「まぁまぁ、そんなに威嚇してなさんなや・・・子鹿のように震えてるぞ!このままでは、我々による審議が長くなる」と横から厚手の着物を纏い、筒状の帽子を被って中年男性は話しかけてきた。

「あらこれは、12神獣の申の文圍(ぶんい)。そうねあなたの言う通りのようだね」奄は笑いながら来た文圍を見て、また俺を見ては歩いて立ち去って行った。去り際に「また後で会いましょ」と言って。

「ハッハ、あんなの立ち止まっていては事が運ばないでしょう。とは言っても、私に言わせれば、こんな所でもたもた歩いていられても困るのだよ。出席業務すらも一手間なのに」と笑い顔をしながら、文圍は顎鬚を撫でて歩く。

「頷きたくはないが、あの文官の言う通りだ。行くぞ」我峰は、すぐに切り替えて歩き出す。迷いながらも、俺も後に続く。




12神獣は名のある権力者が選ばれているのもあって、俺は先ほどの2人のことは
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