HUNTER FUNG
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々なんですが・・・なんすか、嫉妬すか?)」と小言で言い返した。と城さんを目で追った。
その後、社内テストや臨床テストにも高評価をいただいた。配信の前に社内発表になった。
コルマト島は、特殊な海流の流れによって通り道が1通りしか無い自然要塞に守られた島。さらにその通りには、大岩がありそこを砦化を行って防衛力の強化をした。が、昔の大海賊時代に砦が海の民族に落とされて、コルマト島での激戦が勃った。砦が墜ちた原因は、海の民族が能力のかけ離れた航海技術や独自造船技術に潜水航海を持つことだった。それをきっかけに輸送して氷山を設けて軍需施設化、また技術を使い海底の見張りを始めた。それから砦での戦闘はあるが、コルマト島での戦闘はなくなり、それ以降この2山を征政権の門と呼ばれるようになった。
島の断崖に小型船の通れる隙間の穴があり、穴を越えるとコルマト島の住民街などがある。それ以外のコルマト島の外面海岸は全部征政権の管轄域になっておる。当然断崖に穴がある場所も要塞化しており、穴を通れるのは連絡船のみになる。しかしその連絡船も基本住民と関係者しか通れない。
そんなコルマト島へ行く航路に面していて交易などを行う軍港に、征政権の建物がある。そのいくつかある建物の中に、12神獣の建物がある。その中の相手を囲い込むように長テーブルが3つ並べられている一室で二人の老人が窓際で、着港してくる数々の船を見ながら話していた。
「お主は面白そうな顔をして、何が楽しいんじゃい?」と背中に龍の絵を描いたダウンジャケットに裾を何重に折ったズボンを穿き、草履足で腰を曲げて左腕で腰を抑えた男が話しかけてきた。
「ほぉほぉ、毎度毎度に船がパーティーや獣神会で軍港に集まる光景を見る度に、その時期が来たのだなと思うよ」と兎模様の柔道着を着た老人が応えた。
「あ〜確かに、今年は面白いな!新メンバーの我峰に、問題持ちのマルナスの革命者。一番は最近終結して大国となったアクロテンの代表ら、この行為を行うこと自体が大きな曲者じゃ」と難しく険しい話をしている割には、笑顔で話している。
そんな二人が、話していると後ろから「卯のエズ、辰のシャラ・・・くくくくく、懐かしいなホントに」と鋭い眼を描かれたフードと両腕から十センチ位の紐を無数に垂らしたジャケットを着てGパンを穿いて、椅子に座りテーブルに足を乗せて組み、お腹の前で腕を組んでいる20代後半の男性がいた。
「酉のルブル・・・それに・・・戌のローグよ」柔道着を着たエズが応えた。偉様態度のルブルとその右隣でテーブルに頭を伏せているローグを見た。ローグは灰色のジャケットを着た、赤褐色の長い髪の30代の男性が寝ていた。
そんな話をしている頃に、ダルフと我峰を乗せた一行の船はコルマト島の軍港に着い
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