暁 〜小説投稿サイト〜
HUNTER FUNG
リバロ・ヤグラワ・ヤグロフ
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
る。

その攻撃を躱しながら反撃して、リバロは話した。

「なんだそんなに怒って、誰か死んだのか」

「死んでねぇ!だがお前らは村を傷つけたり、前の街の長を殺そうとした。」

「それがなんだ、それがいけないという訳は無い。どこの国でもやっている常套策だ」

それを聞いたシロンが、2人の戦いに混ざった。




「確かにどこもやっていることだが、それは一人個人が決定することではない、人がみんなで話し合って決めることだ!」

「ほかはな」

「なに」と怒りながら火の玉を投げたダルフに対し、リバロも光弾を放つ。

「我が国は、王政軍事国家だ!他は皆が話し合える場はあるしかし、ここはない。なら摂政のスットマンが決める決まりだ」

火の玉と光弾が重なり合い、爆発をする。

「なら、俺はその制度を変える」と爆風を腕でなぎ払いながら叫ぶ。

「いいだろ!変えてみろ!俺は軍人として今の政府に就いているからには、お前らの行為を阻止する。」

リバロの受け答えに反応して、ダルフとシロンは一斉に走り出し、リバロとの交戦に入る。


戦争経験などもあるダルフやシロンが2人で戦っていても、リバロの経験や実力の差は埋まらなかった。

「くぅ」と片膝を着けながら後ろにズルズルとダルフが引き下がった後に、シロンが「ぐっはぁ」と蹴り飛ばされた。



「おいおい、お前らは変えるつもりで来たんだよな?ならもっと張り合いを見せてくれよ〜つまんねーよ」と吐き捨てながらジタバタしていた。

「くそぉなめやがって」とダルフは怒りながら立ち上がると

シロンが腕を掴んで、静止した。

「熱くなるな、それにこのままではヤバい!さっきと同じようにここは俺が相手をするお前は先を行け」

「ぐぅうう、頼んだ」と言い先を急ぎ走った。

「行かせるかよ!二人で中途半端なのに・・・」

飛び蹴りを噛ます。

ダルフは足を止め、防御体勢をとるが、そこにシロンが叫んだ。

「止まるなぁ、走れぇ〜」

その声を聞き、ダルフはまた走り出す。

「ふふふ、遅いわよ」

がリバロはラリアットを受けて投げ飛ばされ、壁に押し付けられた。がすぐに土煙から出てきた。




「ふ〜う、一体なんだよ」

とリバロの目の前には、鉄鎧がいた。

「・・・おい、あんたいつからそこにいた?」

そんな声掛けに無人の鉄鎧からは返答はなく、ただ攻撃してくる。そんな攻防の中にリバロは2・3発の殴りや蹴りを入れると動きが鈍くなった。その間に鉄鎧がレバーブローを決めた。

リバロは飛ばされて転がって「くそぉ、空っぽかよ」と座りながら言った。

だが鉄鎧はそんな余裕を与えず続けざまにたたみかけた。しかしリバロに
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ