世界
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スットマンのその言葉に忠実なように、暗騎は猛スピードでダルフに襲いかかった。瞬く間の煌く剣を躱し体勢を立て直すが、間も無く5連撃が襲う。切り傷にはいたらないが服には切り裂かれた跡がある。
「くそぉ、なんてデタラメな攻撃だ。動作に制限がなさすぎだ」
暗騎に炎をぶちまけて距離をとり、一息つく。が一瞬を詰められ片手が大きく振りかぶった。
キーン
ダルフのピンチをシロンが槍で受け止めて救った。
「おいおい、戦場経験無いのか。お前にはぶが悪そうだ。代わりに俺がやってやる」
「じゃあ、頼んだ」
ダルフはシロンと代わるや、飛び出し。スットマンに襲いかかった。
「うおおおお」
スットマンはダルフの急な襲撃に慌てたが。ダルフの前に突然現れたマルナス軍の軍人の奇襲によって救われた。
「お、おおお。よくやったリバロ少佐」
突然現れたリバロは、ランダの戦い方と同じように実戦式光弾をアニマ生成をし、ダルフに向かって連射し続けた。ダルフは手に炎を纏い躱したり斬り払いしたりして距離を詰めた。
ダルフは、右足で回し蹴りをするも躱されるが左に溜めた炎を放つ。がバリヤーを張って身を守りながら近づきパンチを返す。そんな攻防が続いていたが。
ダルフは大きな炎の球「豪炎」を出し押し技で倒そうとしたが、それに対抗したリバロが光弾を複数同時連射し押し負ける。ダルフが何発も光弾を受け外へと弾き飛ばされ、動けなくなる。それを見たシロンは不意を突かれ、顔の中心、鼻頭の上の位置から左斜め下の右頬にかけて切り傷を覆った。傷を多い動けなくなり、暗騎が止めを刺そうと腕を振り上げる。そこへハルが、2人を助けようと援護射撃をするが女の力では男2人を担げなかった・・・
そんな時シュルスが駆けつけ、シロンを暗騎から救い出した。ハルはダルフを担ぎ、煙幕弾を放って逃げ去った。
「追え、絶対に取り逃がすな」
リバロはダルフ達に追っ手をつかせる用に指示をするが、スットマンが止めた。
「まぁいいですよ。追わなくて」
メガネを直しながら、周りを見渡して言う。
「しかし、このまま取り逃がしては、我々のメンツが立ちません。市民への支配力を無くします」
リバロは、今後の統制の事を考えて申し立てるが、スットマンはその言葉を軽く流す用に言い返した。
「いいですか、市民は駒です。駒などに時間を割いている必要なのはありません。まず我々にはそれよりも重大な要件があります。パーティ(征政権の会議)に、」
リバロはその言葉を聞くと、大人しくスットマンの言葉に従い。軍を戻し、ハニルの街から王都へと移動をして行っ
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