永遠の行軍
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影などの闇の力。の5つの基本元素で成り立っている。」
シロンの重苦し説明に、少し疲労感を感じたが、架が森を出てるとギルドのキャンプに着いたと言う言葉に、俺らは何とか救われた感じがした。
森を向けて草原の中に複数のキャンプがあり、架の呼び声に数人の人が出迎える。
「架よ、単独行動が早い帰参だの」
とギルドメンバーの中でも厳つい人が架に話しかけていた。
「いやぁ、参った参った。イスタロフ殿。俺様はこの御仁方がこのギルドに行ってみたいと言うので案内したのじゃよ」
架とイスタロフと名乗る男同士の話し合いして、何とか段取りよく行くかと思ったら
「…イスタロフだと」
シロンが吠えて、前にできた。
「そうとも、我が名はイスタロフ。このギルド(永遠の行軍(エターナルマーチ))のマスターを務めるものだぁ」
イスタロフは高らかに、両手を広げ天に向かって名乗った。
「きさまぁ、なぜ同盟を破りバビやブテンと連結し、アクロテンと言う国を作って、こんなところでぶらぶらしている。」
シロンが吠えた。どうやらシロンの目的はこのイスタロフらしい。イスタロフはこめかみ辺りを掻きながら答えた
「何も同盟を破って、アクロテンへの持ち掛けをしてきたのはそちらの国の者だが」
イスタロフは軽く答え、シロンを見た
「なに…なら、なぜこんなところで…」
動揺しながら、イスタロフに話す。
「確かに、アクロテンの主軸となるのは、バビ、ブテン、アケニアの国だが、アクロテンの国造りをしたのは、プリオリウム皇国だ」
少し暗い顔をしながら、シロンに向けて言った。
「何だって、あの王族国家が」
動揺の影響はシロンを尻もちを着かせるほどであった。
「もうすぐ百年間となる戦争もこんな終わり方など…」
シロンはよつん這いになり、地面を叩いた。
「そこの御仁、戦士なら立ちあがれ」
と架が言う。その言葉にシロンが架の方に向く。
「戦士なら立ちあがれ」
架はさらに言った。その言葉にイスタロフも反応した。
「そうだぞ戦士ならお主、わしに一撃入れたくはないか。民が王に一撃入れれるのだぞ。」
イスタロフは、わざとらしい言い方をしてシロンに喧嘩を売っている。
「ふん、王様。どうやら俺に殺されても文句は無いみたいだなぁ」
シロン
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