永遠の行軍
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ギーを大量に生み出すの。そしてドラゴンにぶつかった瞬間に酸素が入り込み爆破。」
「で、ドラゴンを倒したのよ」
袈の顔が怪しくなってきたな。
同じくその様子をシロンも見守っている。
「なぁ、少しだけそれやってみせては、くれないか。」
「え・・・いいよ」
どうやら、予想した方になった。
「シロン、ちょっとだけ、頂戴」
「無理だ。ドラゴンの時に大半の鉄の要素を失った。」
「えーいいじゃん」
すると、袈も説得に加わり
「なぁ、頼むよ。あんちゃん」
と言いながら肩を組み始めた。
「わ、わかった」
と言い、床に転がっている小石を指で二度突き、渡した。
「え、鉄じゃないの」
「少しだけ成分に含まれてたし、内部に空気を取り込んだ。」
「ふーん」
ハルは、小石をすこし怪しい顔をしながら見ていたが、小石を握り締め。外に投げた。
すると数秒後に、ボーンと空砲のような大きな音がした。
「わははは、こりゃたまげたすげえなぁ」
と袈を始め、村の住人をびっくりしたが、宴会を一部と思い盛り上がった。
「そっかそれはすごや」
「ところでダルフ、このあとどうするのだ」
「このあとは、袈の言うギルドにあってみたい」
「ギルド」
「あぁ、なんでもいろいろな国々から集まって出来たギルドらしい」
「ふーん、まぁ決まっているならいいか」
と話も進み、宴は無事終わった。
がここで袈は偉業をなした。村にある酒蔵の大樽を飲み干し、村の男共やダルフやシロンを負かし村の機能を一時期麻痺に追いやった。
その日の夜中
俺は目が覚めて一人デッキへと行き、広い森の景色を眺めた。
すると
「なに子供みたいに夜のおしっこ」
と言いながらハルが来た。
「そんなんじゃねぇ」
くすくすと笑いながら俺の隣に座り
「わかってる、無事に帰って来れたね」
「あぁありがとう」
「ってか、やっと笑った」
「そうか」
「なんだろう、今まで反応が薄かった」
「そうか」
「またぁ」
「わりぃ」
「そう言えば、あいつ・・・なんだっけ」
「ジェスか」
「そうそう、ジェスはどうなったの」
「倒したら川にともに落ち、それっきり」
「なんかあんまり悔しそうにないね」
「いや、面白い戦い方をしてくるやつだよ。もしかしたらやっれてるかも」
「敵に敬意があるってことは余裕だね」
「「・・・」」
ハルが首を振り
「そう言えば、この先はどうするの。旅の目的とか」
「特にない、シロンは目的あるみたいだが、ハルはあるのか」
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