永遠の行軍
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の間は、ドラゴンについての話を聞かれる。
焚き火の火を消して
「じゃあ行くか」と言い、近くで休んでいた馬を引き寄せた。
「あぁそう言えばこいつの紹介がまだだったな、こいつは俺の愛馬のだよろしく」
朱風「しゅふう」は黒鹿毛に高さ2mくらいだろうか2人の頭を超え、長さは3mもあるのではないかと思える程の大きさ、その上には矛が収められている。
馬の紹介も終わり、俺らは落ちてきたと思える川上に向かって歩きだした。
「そう言えばなんで袈はこんなところにいるのですか」
「なんだい敬語なんて、柄でもない。」
「はい」
「なんでここにか・・・俺はただまだ広い世界を駆け抜けてみたいだけさぁ」
「駆け抜ける・・・」
「あぁ駆け抜ける、そのことを一心に各地の強者が走っている。そんな集まりもある。俺はそこに置かせてもらってる」
「集まり・・・ギルドか」
「あぁなんかそんなことも言っていたような」
「ギルド」
「何なら仲間と再開して、ドラゴンを倒した後に行くか」
・・・ドラゴンにまだ興味が。
だが少し面白く思えた
「はい、各地の猛者どもの集まるギルド」
そんな話をしていると、俺とジェスが昨日戦った場所の後みたいな場所に着いた。
そこは土砂崩れがあったかのように今まで清流だった流れが岩、岩の隙間から吹き出るように流れいる。森の方は土砂崩れの後のように岩や木々がゴロゴロしながら上の方へと続いている。
「ここで間違いなか」
「あぁなんとなくだがここ最近雨もなかったし、それにこんなところが崩れるとは思えない」
「だな、じゃあ登るか」
崩れ落ちた岩などを登り上がる。
「戦った後は感じられるが、ドラゴンや人が見当たらないな」
「ドラゴンはもう少し奥の方だと思う」
多分そうだ、ここはジェスが森の方に移動して戦った場所だ。ジェスに意識を集中していたでアジトから離れていったはず。
「なるほど、なら森の中を突っ切るか」
森の中を歩いていると、袈がふと言った。
「木ってのはどこにも同じ種類の木が生えているのだな」
「そうなのか」
「あぁ、この高い木々はスギやヒノキなんだよ。高々と立派に伸びるずーと前からあったのだな」
「へぇー」
と俺は言うくらいで、袈を見てた。
森を抜けるとアバの賊のアジトがある、岩山にでた。がそこにもドラゴンの姿は無く。ハルやシロンなどの姿も見当たらない。
「さぁて、どうすか。ドラゴンを倒しきってどっか言ったか、それか喰われてドラゴンが移動したか」
「村へ行こう」
ダルフは即答だった。
「いいぜ。賭けてみよう」
「あいつらがそう簡単に喰われるはずがな
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