永遠の行軍
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「ッハハハ、そう身構えなさんな別にいまやり合うつもりはないさ」
というが、いまって言葉が恐ろしい、後々やり合って殺されるのか家畜のように
「まぁちいと、話が脱線してしまったが、その戦になると俺みたいなぶつかり合うのがほとんどだったが、だんだんと時が立つに連れて頭のできるやつの戦いになっていった」
「頭のできるものの戦い」
言葉の意味がわからなかった。たしかにバカよりはましだが、動けなければ宝の持ち腐れになってしまう。一体どう言うこと。
「頭のできものの戦いは、戦わずして勝つことだ」
「戦わずして・・・勝つ」
「戦争を起こさず、策や謀略などをして相手を弱体化し飲み込むってことだ、全然面白くない」
「どういうことだ」
「さっき言った、スットマンもおんなじことをして町や村を潰そうとしている」
「話がわからない」
神宮の戦争とスットマンのやることがおんなじとは全然理解できない。
「大名も相手の大名の役人を暗殺したり、近郊の村を襲わせたりして収益を失くし敵を戦えなくして潰すってことだ。スットマンの場合は自分の利益かもしれないが、軍を失くし賊に村を襲わせて潰す。」
「・・・」
「まぁ俺様は軍人・・・政治はわからねえが、ただこれだけは言える。それを考えれるヤツは自分が神にでもなる気分だと思うぜ」
「・・・」
「そして、それを指揮する大名はさぞ肝がすわったか、あるいわ・・・おっとわり、暗い話になってしまったな」
と言い、俺の背中をバシっと叩く
「う・・・」
「まぁこの話はここまでだ、さぁ今日はもう寝るか」
と言い、袈は腕を広げそのまま後ろに倒れ、大の字になりながら寝た。
俺も横になり眠りにつこうとするが、話のことを考えなかなか寝付けなかった。
次の日の朝、いつの間にか俺は寝ていたらしく、目を開け起き上がる。
「よう、奴さんよく寝れたか」
と袈は焚き火を炊きながら、俺に話しかけた。
「あぁ、いつの間にか寝ていた」
と俺も返事を返す。
「それはいいことだ、ほれちょうど魚も焼けたぜ」
といい、焼けた魚を渡す。
「ありがとう」
2人が焼けた魚を食べ終えると、袈が話す。
「さぁて、仲間のもとにでも行きますか」
「仲間」と言いながら振り返る。
「仲間だよ。お前さんのはぐれているなら心配だろ。」
「ありがとうございます」
「それにまだドラゴンと戦っているのかも知れないしな」
仲間を心配してくれるいい恩人かと思ったが、最後のドラゴンと言う言葉を出してから表情が子供のようにワクワクしてる。そう言えばこの人は戦い人だったな・・・ドラゴンと戦いたがっているのだろう。それから少し
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