136部分:TURN13 オフランスへその九
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ないの?」
「あいつもプロイセンも嫌いなんだよ」
ロマーノは嫌悪感丸出しの声で妹達にまた言った。
「とにかくな。何であんなのと同盟組んだんだよ」
「だって。俺達だけじゃ寂しいからって」
それでだとだ。イタリアがロマーノに話す。
「この人が決めたんじゃない」
「ムッチリーニさんがかよ」
「そう、ムッチリーニ=ベニスさんがさ」
イタリアはそのテレビ画面ではしゃいでいる軍服を美女を見ながら兄に答えた。
「決めたんじゃない、ドクツと一緒に楽しもうってさ」
「ったくよ。嫌な奴等と一緒になったぜ」
「とか何とか言ってロマーノ兄貴もドイツさん達と結構一緒にいるし」
「わからないよね、そういうところ」
妹達はそんな兄を見ながら言うのだった。そしてそのテレビの中では。
子豚達もいる。人間の他にだ。二本足で立ちイタリン軍の軍服とズボン、ブーツの彼等がだ。その人間達と共にだ。ムッチリーニを囲んでこう言っていた。
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