女子部屋/恋バナナ 6-3
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どうしたの、美希」
「あ、あのですねっ! じ、自分…ずっと前から……しー。しーさんのことが……」
「うん?」
「す、すすすすすっ」
「大丈夫っ美希っ!? 顔が梅干しみたいになってきているけどっ!?」
「すすすすすすす、すきゅっですっ(か、噛んだっひゃいっ///)」
「(美希……ドンマイだよ…きっと次のチャンスがまたあるから……)」
「うう、うわあああああああああんっ!!」
「あー!! しおちゃんがミキミキちゃんを泣かせたーーー!!」
「ええーーーーーーーーっ!?」
みきの一世一代の告白が不発に終わったり〜
「ふふふ……」
「すい。何見ているし?」
みんなとの話に入らずずっとカメラの画面とにらめっこしているすいに話しかけるし。ちょいちょい笑ってるからなにか面白いもんひとりじめしてる?
「いらん。ちょっとね」
と言いながらすいは手に持っていたカメラを布団の中に隠すし。見せて〜と言ってみたけど「だ〜め」のひとことで断られたし。
すいに相手にされなくてかなしいから、りつこをイジッて遊ぶことにするし♪
「ひーちゃんは恋愛マスターだからりつこも相談してみればいいし♪」
「れ、恋愛マスターなの!? 貴方!? (私よりも年下そうなのに……人は見かけによらないってことなのかしら?)
「恋愛マスターだなんてそんなっ/// よく周りの女の子から恋愛相談をされるってだけ、でして…」
「それでも十分凄いですよ。私も生徒会長ですからよく相談事はされますが、的確にアドバイスすると言うのはとても大変なことですから」
「生徒会長さん…」
「だからりつこも相談のってもらえばいいし、終に相手にされないんですって」
「はぁぁぁいぃぃぃぃ!?」
「何々〜? なんの話し〜?」
他の話をしていたみんながゴロゴロ〜ってこっちに転がって来たし。
「りつこが終に全然相手にされてないって話し〜」
「その言い方やめてください。小野さん。それではまるで私が最藤くんのことをす、好きみたいじゃないですかっ!?」
「違うし?」
「ち、ちち違いますよ!! もう、変な勘違いはよしてくださいっ」
って真っ赤な顔してりつこは掛け布団を頭からかぶってとじこもってしまったし。ねーねー、本当の所はどうなんだしーと、どんなに揺らしても無反応。もう何も返してくれないし。
「じゃ次はしおにするし」
「……なにが、かな? イラン」
「そうですよ。まさかしーさんが最藤先輩にほのじだとでも言うんですか?」
「しーパイセン、好きな人いたんですか? 僕応援しますぅ!!」
「しなくていいよっひーちゃん! そんな人いるわけないですよね、しーさん?」
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