6章〜奇跡の邂逅〜 第137話
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ォニム)”ともかなり共通していますが、何か関係があるのでしょうか……?」
「しかもレイシス王子もそうだが、ソフィやリオンの世界でも俺達の世界の”譜術”と同じ効果や名前の”術”があるとか、どうなってんだよ………」
「そうね……中には”大譜歌”や”禁譜”の術まで、他の世界では普通の術として扱えるから、色々と気になる事はあるわね。」
「中将はもしかして何か知っているんじゃないんですか〜?」
「いえいえ、さすがに異世界の事になると私もお手上げですよ。いや〜、今回の”影の国”の件といい、私はあまりお役に立っていませんから、寄る年波には勝てない事を今回の件で自覚させられましたよ。ハッハッハッ。」
「その年齢を詐称しているとしか思えない外見でよく言うよ……」
「アハハ……そういう所も相変わらずですね、ジェイドは。」
「ジェイドさんは”色々な意味”で何年経っても変わらないから、ジェイドさんですの!」
ナタリアの疑問に続くように疲れた表情で答えたルークの言葉に頷いたティアは考え込み、アニスに視線を向けられたジェイドは呆れ半分の様子で答えた後呑気に笑って答え、ジェイドの”寄る年波には勝てない”という答えにその場にいる多くの者達が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中ガイは呆れた表情で指摘し、イオンは苦笑し、ミュウは無邪気な様子で答えた。
「コホン……それはともかく、”黒騎士”の言葉を考えると次の”星層”は恐らくレイシス王子殿下達が関係してくる場所の可能性が高いだろうな。」
「ん。『まずは3つの異なる縁を開く”鍵”たる駒達を手に入れ、挑むがいい』って言っていたから、間違いなく今回”解放”した人達が関係しているだろうね。」
「それと黒騎士は『次なるは『縁の道』。過去の因縁に立ち向かいながら縁の駒を揃えるがいい。』とも言っていたから、恐らく次の”星層”で解放される人達はレイシス王子殿下達と深く関わり合いがあったレイシス王子殿下達が元いた世界の人達の可能性が高いでしょうね。ただ、その後に言った言葉が気になるけど………」
「『3つの異なる縁が重なれば、新たな道が開かれ、こことは似て非なる世界にて奇蹟の”絆”を結びし”双界の太陽”と光と闇の狭間に生きし覇王の娘にして滅びし里の花の魂の継承者たる”闇の白き花”、そして”本来の道とは異なる道”を歩み続けている英雄の一人にして3つもの大戦を僅かな期間で終結へと導いた”灰の剣聖”も手に入るだろう。』、ね。うふふ、この中の人達とも関わりがある言葉も混じっていたから色々な意味で気になるわね。」
咳ばらいをして話を戻したリシャールの推測にフィーは頷き、考え込みながら呟いたリーゼロッテに続くように答えたユウナは意味ありげな笑みを浮かべた。
「フム、特に『
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