第四百八十四話
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第四百八十四話 リラックスの後で
華奈子と美奈子は目を瞑ってそれぞれの席に座ってリラックスしていた、すると数分程してだった。
まずは春奈が来て美樹、亜美が来てだった。赤音、梨花が来て全員揃った。すると赤音が華奈子と美奈子に言った。
「何で目を閉じてるの?」
「うん、寝る感じでね」
華奈子が目を開いて赤音に応えた。
「リラックスしようってね」
「それでなの」
「少し早く来ちゃったから」
それでというのだ。
「目を閉じて寝る感じでいてね」
「リラックスしてたの」
「美奈子と一緒にね」
「私のアドバイスなの」
それでとだ、美奈子も答えた。
「華奈子が水の魔法を上手に使える様にね」
「そのことやな」
亜美もこう応えた。
「やっぱり」
「そうなの、華奈子が水の魔法を上手に使える様にね」
「今朝から色々してるの」
華奈子は微笑んで述べた。
「あたしもね」
「それで今もやな」
「リラックスしてたの」
「成程な」
「じゃあこれから授業がはじまったら」
その時はというのだ。
「水の魔法を使ってみるわね」
「頑張りや」
「気分転換して考えも切り替えたし」
スイッチを入れ替えたというのだ。
「焦らずリラックスもしてきたし」
「ほなやな」
「やってみるわ、何か気持ちが随分変わった感じよ」
気持ちを切り替えてというのだ。
「だからね」
「もうこれでなのね」
今度は春奈が言ってきた。
「苦手意識なく出来そう?」
「というかそういうのをね」
苦手意識をとだ、華奈子は春奈にも話した。
「捨て去ったって感じだから」
「だからなのね」
「もう全部逆転させた感じでね」
「やってみるのね」
「そうしていくわ」
こう皆に話しつつだ、授業がはじまるのを待つのだった。そして程なくして今田先生が教室に来てだった。
「授業をはじめます」
「はい」
七人で応えてだった、そうして魔法の授業に入ったのだった。
第四百八十四話 完
2017・9・21
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