ONE PIECE
旧版2話(※連載中です)
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込んでしまった。
そう、私は原作通り『誇りある悪』をあろうことか『絶対正義』をかかげる海軍で掲げている。
当然反発もあるが、それ以上に功績を上げて黙らせている。
いろいろと面倒をみてきたので、海軍内部ではあまり風当たりは強くないが、世界政府上層部からの受けは悪い。
その辺のつなひきの結果が、中将という地位だった。
「さて、そんな心気くさい顔をするなボウヤたち。私は現状に満足している。よい弟子たちに恵まれたしな」
「私たちを褒めるなんて、明日は槍が降るんじゃないかい?」
「そうだな、おつるさん」
ははは、とむなしく笑い合う。
「どうせガープは戻ってくる。部下が処理できるギリギリの量を見極めるのがうまいからな。部下のケアも怠っておらんし、心配はいらんだろう」
「ま、そうでしょうな。しかし、体裁というものがあるのです。一応、もう少し探してから私は戻るとします」
「ああ、がんばれ『未来の元帥殿』」
揶揄するように言うと、意外にも "もちろんです" と凛々しい顔をしてセンゴクは出て行った。
まったく、いい弟子をもったものだ。
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