高校教師
[2]次話
十字架が良く目立つ、聖クロス高校。
男女共学で、見た目は普通の高校。
何が違うかと言えば、聖職者が奉仕に来る事。
神父もシスターも先生をしたり掃除をしたりなどして働き、卒業生もまた聖職者になる者も多い。
そんな高校で働く、ミリアム・ナタリー・スティングレイ、37歳。
身長167cm、体重55kg。スタイルは普通よりちょっとそこそこ。
明るい青い目でダークブロンドの髪は肩より少し長く、ポニーテールにしている。
顔は比較的小顔、目は少し落ちくぼみ気味で鼻は高めで顎は小さめ。
聖クロス高校で理科の教師として働く彼女は、今日もまた、生徒に理科を教えている。
授業は滞りなく進み、教室に終わりを告げるチャイムが鳴り響く。
今日の理科の授業は4限目の為、次は昼休み。
生徒達はそれぞれ楽しそうに話したりはしゃいだりして食堂に向かい、それぞれに好きなものを頼んで食べていた。
ミリアムはサンドイッチを頼み、教師仲間のリマとハンナと食事を共にする。
リマは黒人の音楽教師で、同級生の37歳。
170cm、58kgでスタイルがよく非常に陽気。厚めの唇とパッチリした黒目の美女だが、中身がおっさんという残念系美女。
ハンナは数学教師で、4つ下の33歳。
165cm、60kgの少しふっくらした体型でフレンドリー。
緑の目で、ブロンドの髪をいつもひっつめて、眼鏡をかけている。頬から鼻にかけてのソバカスがチャームポイント。
基本的にはわいわい話し、たまーには周りの教師の愚痴や仕事の愚痴を吐き出したりしながら、食事と昼休みを終える。
けど、今日は違った。
ミリアムは昨晩作った理科の抜き打ちテスト問題を、人数分プリントして職員室でまとめていた。
「ふぅ…やっと終わりそう…」
作業を始めて5分、プリントが終わった。
そして、職員室に戻る途中…生徒に声をかけられた。
生徒の名はグレゴリー・マーカス・オズワルド。
身長178cm、体重75kgの普通の体格をした黒人の少、パッチリした黒目の好青年。
「先生、僕…皆にからかわれるんだ」
「僕が…養子で、親がいないから…」
そう話し出したグレゴリーを止め、話す為に空き教室(入学生徒が多かった昔の名残)に入り、お互いに椅子に腰掛けた。
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