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ヘタリア大帝国
119部分:TURN12 ノルウェー星域会戦その三
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リスの妹さんの料理は美味しいって」
「だからそれでお願い」
「わかりました。それでは」
「けれどイギリスの妹さんは本当にブレイクファストしか作れない」
 アイスランドはこのことについてぽつりと述べた。
「それは何故」
「どうしても。他のものを作る気になれなくて」
 それでだと言うイギリス妹だった。
「我が国は基本的に三食朝食でも大丈夫なのです」
「それも何か凄い」
「メニューと量は豊富で多いので」
 イギリス妹の作るブレイクファストはそういうものなのだ。
「御期待下さい」
「おうよ、イギリスが作らないだけで全然違うっぺよ」
 デンマークも言う。明るい顔で。
「とにかくイギリスの料理は食えたものじゃないっぺよ」
「これでも俺は料理が趣味なんだがな」
 自分ではこう言うイギリスだった。

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