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DQ8 呪われし姫君と違う意味で呪われし者達(リュカ伝その3.8おぷしょんバージョン)
第五話:ゴミの分別は守りましょう。自治会からのお知らせです。
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や十分無礼者だよ、ウルポン。
初対面の相手に対して、その言葉遣いは素質有りだよ。
「なぁにぃ!! お前等ではないのか、此処にこの水晶玉を投げ捨てたのは?」
「だから違ーって言ってんだろ!」
敬語使おうよ……何か年上っぽいしさ。
「くぅ〜……長い年月待ち続けて居るが、未だに無礼者は現れぬか! もう良い。お前等に用は無い故、立ち去るが良い」(サッポ〜ン)
言いたい事だけ言い終えると、水晶玉を残して滝壺に消えていった半魚人的なモンスター的な何か。
「立ち去れってさ……水晶玉を貰って帰ろうぜ」
「そ、そうですね……」
一方的だが、立ち去れとも言われたから目的の水晶を手に入れようと、再度手を伸ばすアハト君。
すると再び……
(ザッパ〜ン)
「とうとう現れたな不届き者め! この滝に物を投げ捨てるなど無礼千……ん? 何だ、先程の者達ではないか! やはりお前等がこの滝に物を投げ捨てたのか?」
「違ーよ!
先刻
(
さっき
)
もそう言っただろ」
「では早う立ち去れ!」(サッポ〜ン)
今度も一方的。
水晶玉を捨てた張本人では無い事が分かると、私達の話を聞かずに滝壺に帰る半魚人的なモンスター的な何か。
「何だあいつ。人の話を聞かねー奴だな(怒)」
半魚人的なモンスター的な何かの態度にイライラし始めるウルポン。
近場から大きめな岩を見付け、抱えて滝の直前まで歩み寄る。
「アハト君。もう一度水晶に手を伸ばせ」
「は、はぁ……」
すると勿論……
(ザッパ〜ン)(ひょい)(ゴツ〜ン)
「ぐはぁ!!!!」
半魚人的なモンスター的な何かが出てくるタイミングを見計らって、大きめの岩を滝壺に投げ入れ、見事半魚人的なモンスター的な何かの脳天に直撃させる。
流石に滝から陸地に身を乗り出し、頭を抱えて身悶える半魚人的なモンスター的な何か。
何だか可哀想に思えてくる。
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