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ヘタリア大帝国
113部分:TURN11 エイリス女王その七
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「マジノ線は確かに強力ですが」
「それだけで確かに考えられてねえからな」
「人材も兵器も心もとないです」
「だからこそ我々もオフランスでの戦いには主力を送ります」
 まさにだ。そうすると言うセーラだった。
「そうします」
「ああ、そこでも俺達行くからな」
「お任せ下さい」
 こう話してだった。二人もだった。
 彼等は戦いの準備を進めていた。セーラは休む暇がなかった。
 連日連夜徹夜で働いていた。書類のサインだけでなく訓練に視察にだ。そして軍事だけでなく内政もしなければならない。女王は多忙を極めていた。

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