第136話(5章終了)
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迷うだろうと我が王も貴様の心を楽しみながら想像していたぞ?」
「………何の事を言っているのかよくわからないけど、私の”家族”は”死んだ母親達”とレンだけよ。」
(”獅子心帝の子孫”……父の子にして、兄……――――!まさか彼女はオリヴァルト殿下の………だ、だが、確か現在存在しているアルノール家の姫君はアルフィン皇女のみのはずだ……………レン君は一体どういう経緯で彼女と出会ったんだ……?)
黒騎士の問いかけに対して静かな表情で答えたリーゼロッテが黒騎士を睨んでいる一方二人の会話を聞いてある事を察したリシャールは信じられない表情でリーゼロッテを見つめた後真剣な表情で考え込んでいた。
「ごちゃごちゃうっさいわね!とっとと用件を言いなさいよ!それともここでやり合うつもりかしら!?」
「フフ、これは失礼した。では役目を果たすとしよう。…………―――次なるは『縁の道』。過去の因縁に立ち向かいながら縁の駒を揃えるがいい。3つの異なる縁が重なれば、新たな道が開かれ、こことは似て非なる世界にて奇蹟の”絆”を結びし”双界の太陽”と光と闇の狭間に生きし覇王の娘にして滅びし里の花の魂の継承者たる”闇の白き花”、そして”本来の道とは異なる道”を歩み続けている英雄の一人にして3つもの大戦を僅かな期間で終結へと導いた”灰の剣聖”も手に入るだろう。さすれば『試練の道』へ続く道も開かれるだろう。まずは3つの異なる縁を開く”鍵”たる駒達を手に入れ、挑むがいい。…………確かに伝えたぞ。」
エステルに睨まれた黒騎士は不敵に笑った後、リース達に”影の王”の言葉を伝え、そして妖しげな光陣を自分の足元に現して転位して消えた。その後リース達は封印石の中にいる人物を解放する為に一端庭園に戻った―――――
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