アージェント 〜時の凍りし世界〜
第三章 《氷獄に彷徨う咎人》
舞うは雪、流れるは雲A
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はやて。これくらい、アタシらだけでどーにでも出来る。』
「っ………」
広域魔法を準備しているはやては動けない。よしんば動けたとしても、暁人に気取られないようかなり離れていたはやてでは、すぐに駆け付ける事は出来ない。そんな主の心情を察したのか、シグナムとヴィータが次々に念話を入れた。
「……分かった。みんなを信じる。でも、無理したらアカンで。」
短い沈黙の後にそう答えると、はやては再び魔力の制御に集中する。既に魔法は八割方完成しており、後は狙いを定めて放つだけだ。
「リィン、サポート頼むで。」
「お任せです!」
「「ユニゾン・イン!!」」
隣を飛んでいたリィンフォース・ツヴァイとユニゾンし、その補助を受けて照準を合わせる。
「後は撃つだけ……頼むで、皆。」
はやての背後には巨大な魔法陣が展開され、膨大な魔力が解放の時を待っていた。
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