第六部[NARUTO物語]
少年期
第拾話[ダンゾウって本当に木の葉の事を思ってたのかね?]
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◎月◯日
強力な広範囲幻術が里全体を覆っているので、
小雪姫の護衛に全員を集めた。
我々とは関係の無い襲撃の為、
音隠れの里の忍びは我々は狙わないようだ。
木の葉隠れの里と同盟を結んでいる砂隠れの里は、
木の葉隠れの里を援護をするために参戦していた。
でも初手でキングを隔離されるとか、
木の葉最強の里だからって油断しすぎじゃない?
確かに音隠れの里と私たちの里って里として認められてないけど。
それでも一対一に持ち込んでる時点で必勝の策が有るからだろうし、
必勝じゃなくても勝てる算段くらいは立ててるだろう。
私が襲撃者側の立場だったら失敗した時のことも考えて、
里全体に時限式の起爆符でも仕掛けて撤退のタイミングで起爆させる。
とかはやる。
要は追うだけの余力を奪って国力も下げれるし、
今回の件で音隠れの里は木の葉には確実に目を付けられるだろうから、
どれだけ準備をしたって殲滅はできないだろうから、
この襲撃が終わっても即戦争にならない状態にしないと意味がない。
火影はキングだけど替えの効くキング。
木の葉の国力が多く残ったらこの襲撃に成功しても弔い合戦だとかで、
カウンター叩きこまれて即滅亡なんてあり得る。
そこら辺も考えての襲撃なのかね?
それとも他の里で木の葉を潰したい勢力と協力関係にあるとか?
木の葉は前大戦でかなり恨まれてるからな。
実質の木の葉の一人勝ち。
正直初代火影の一番のミスは自分が居る時に忍びを統一しなかったことだよね。
尾獣を兵器扱いして国家の安定を望むより、
全部の尾獣をもって支配統治をした方が多分平和だった。
そんなことより、
今回の襲撃者側の音隠れはかなりレベルが高いな。
木の葉の上忍が複数でかかって討伐するレベルがチラホラいるし。
実は他里の上忍が襲撃に交じってたりして?
まあ流石にないか。
襲撃を観戦していると、
どさくさに紛れて木の葉の暗部が襲ってきた。
ああ、
もう一つ可能性があったな。
他里の国力を下げるためにやらせで襲撃させて、
他里の有力者の暗殺と、
他里の有能な人材の拉致。
忍びの闇とかかっこつけてる老人も居るし、
もしかしたら裏でつながってるかもね。
今回の襲撃がやらせなら前提条件が変わるな。
音隠れは相手里公認の大規模戦闘訓練ができて、
木の葉隠れは他里の戦力を音隠れの襲撃に乗じて削れ、
木の葉の平和ボケした末端達の意識改革ができる。
忍びの闇が関わってるなら自称穏健派の三代目の排除も目的かもしれない。
里全体で大きな蛇とか蛙とかが
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