暁 〜小説投稿サイト〜
星雲特警ヘイデリオン
第3話 ガラスの平和
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ロウは2人を助け起こそうとする。が、コロルは謎の現象に眼を剥くばかりであり、シンシアは過去の恐怖(・・・・・)を想起させる事態に、腰を抜かしていた。

「――ようやく見つけたぞ、タロウ。いや、星雲特警ヘイデリオン」
「……!」

 そして。茂みの奥から――黒いマントを靡かせる、金髪の美男子が現れる。その碧眼でタロウ達を射抜く彼の手には、光線銃が握られていた。
 艶やかなブロンドの髪を短く切り揃えた、蒼いレザースーツの男は、黒髪の青年をじっと見据えている。タロウもまた、そんな彼を剣呑な眼差しで見つめていた。

「さぁ、シルディアス星人をこちらに渡して貰おう。今度こそ、邪悪な侵略者の血統を絶つ」
「……ユアルク教官!」

 ――蒼海将軍の、容赦なき眼を。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ