ペルソナ3
1869話
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だよ。俺はお前達みたいにペルソナを使う事は出来ないが、その代わりに色々と特殊な能力を持っている。この槍を入れておける空間倉庫とかな」
実際には空間倉庫の中には槍どころかSEED世界で入手したジェネシスのような巨大な物まで入ってるんだが……それは別に言わなくてもいいだろう。
……いざとなれば、空高くまで移動して、そこからジェネシスを落とすという手段がふと思い浮かんだが、それは最後の手段という事にしておこう。
「もっとも、今回は基本的に有里の護衛が主な仕事になる。であれば、俺がわざわざこの武器を使って戦うのは……多分ないだろうな」
視線をゆかりと真田に向ける。
ゆかりは俺と一緒に戦いを潜り抜け、恐らく現在ではこの世界で最強のペルソナ使いと言ってもいいだろう。
いやまぁ、ペルソナ世界にいるペルソナ使いが、具体的にどれだけの数がいるのかは分からないが。
こうしてペルソナ使いとして覚醒しているゆかり達がいるのを思えば、過去にもペルソナ使いがいた可能性は十分にあるし。
もっとも、俺が知っているペルソナ使いで……という事になれば、間違いなく最強なのだが。
そして真田は、ペルソナ使いとしての強さこそそこまでって訳ではないのだが、純粋に身体を使っての戦闘となるとかなり強い。
強さを求めているだけあって、勝利に貪欲なのもいい。
その点だけで考えれば、真田はゆかりをも上回っているだろう。
そんな2人のペルソナ使いがいて、更に歩き回るのは2階、3階といった場所だ。
そうである以上、余程の事がなければ有里が危険に晒される可能性は少なかった。
……死神がいなければ、だが。
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