第一部 ケイオスクルセイダーズ
名状しがたい幕間の物語のようなもの
19.謎解きはランチの後で
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たちはどうする?」
「鶏肉と昨日の残りのご飯があるはずだし焼き鳥丼にしましょう」
「もっと他にある気がしなくもないが。もしかして姉さん焼き鳥丼好きだったか?」
「もちろん。よく言うでしょ?『女は黙って焼き鳥丼』って」
「言わんがな」
午後 3:00〜5:30
昼食も取り、丞一と咲夜はそれぞれがやり残した仕事を始めた。
「Zzz」スピー
「‥‥‥死ぬしかないわね♪美鈴」ドォォーーーーン!カチコチ‥‥
イエアァァァァァ!と言う悲鳴が門前から聞こえた昼下がりの紅魔館である。
「さて、お嬢様への午後のティータイム間に合わせなきゃ」
紅魔館の廊下にて。
「うひょー、特ダネ特ダネ♪『守矢の神主 紅魔の執事兼任!』に『紅魔館メイド長 門番への暴力!幻想郷のパワハラ問題へ迫る!』いやー良い記事が書けそうですなー」
「と思っていたのか」
ギクッとなり、文屋こと射命丸文が後ろを向くと丞一が立ちはだかっていた。
「い、いやだなー。冗談ですってばぁ〜。ちょっとした茶目っ気ですよぉ〜。本気にしたぁ〜?まさか、殴ったりはしませんよね?頼みますから勘弁してください」
「‥‥‥‥‥ダメだね。哀れすぎで何も言えねぇ」ドォォーーーーン!カチコチ‥‥
バッバババババババッ!とフォークを文の周りに展開する。
「‥‥一秒前─────────零」
「イエアァァァァァ!」
紅魔館内にたった一人の悲鳴が響いた。
その後、咲夜はレミリアに紅茶を入れたり。
「お嬢様、ティータイムのお時間でございます」
「ええ、柄は?」
「アールグレイでございます」
「分かっているじゃない。私はアールグレイしか飲まないのよ」
丞一はフランと遊んだりとそれぞれの仕事を全うした。
『この辺り?』
『そう、そこだ』
『『ここが一番─────拳を叩き込みやすい角度!』』
『『オラオラオラオラオラ、オラァァ!!』』
『『やれやれだぜ‥‥やれやれだわ‥‥』』k.o!!
「「イエーイ!!」」
「次対戦やろうよ!」
「良いが俺はかーなーり強いぞ?」
そして、午後 5:45
「降ってきたな」
「今日はお疲れ。ジョジョ」
「まあ、後半ほとんどゲームしてただけだけどな」
「それでもよ」
いや、ほとんどがゲームしてただけだが。それが助かっていたのも事実なのだ。いつもなら従者の誰かがフランの相手をしているところを専属で請け負ってくれたのだから。
「お礼と言っては何だけど夕飯食べて行きなさいよ。お嬢様もそうおっしゃっていたわ」
「んじゃせっかくだし頂くわ。たぶんその頃には止んでるだろうし」
そして一時間経過。食事シーン?奴なら既に死んだ。
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