暁 〜小説投稿サイト〜
探し求めてエデンの檻
1-1話
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らん…どれもこれもハイレベルな女子が多く、粒揃いである。
 それを狙ってしっかりカメラに収めてるエイケンには本当に感謝だ。

「たまんねぇ…こいつとか、いーい体してんなぁ…」
「バカ、声でけーよ」
「俺はこの腰のラインが犯罪レベルだと思うぞ」
「マジに犯罪に走るなよ、俺は走りたい」

 考えることは皆同じで、頭の中でどんな事を描いているのか想像に難くない。
 全員とも鼻息が荒く、煩悩まみれの男臭い空間になってきた。

「うおっ!?」

 その時、それは現れた。
 ビキニ水着に包まれた魅惑的な肢体だ。
 これまでとはまた一段とスタイルが良い…だがそれ以上に全員の心を惹きつけるブツがそれは備わっていた。

「で…でけぇ…」

 それは胸だった。

 カメラフレームに映っているのは首から下だけだったが、これだけでも迫力満点だ!
 露出の高いビキニ水着を一層刺激的に魅せる透き通るような白い肌、きゅっと括れた腰に肉付きよく引き締まったヒップライン!
 引き締まった腰のくびれもそうだが、その上にある水風船かと思えるような揺れるこの胸!
 丸々と育ったメロンのようで形は決して悪くなく、その美しいその双丘は自己主張が激しく、バルンッて効果音が付きそうなほど柔らかい弾力は水着からこぼれてしまいそうなほどに弾むわ弾む!

 ヤバイ、これは反則だ…このバストはもはや中学生の胸じゃない。

 興奮も最高潮になり、見るだけじゃ満足できなくなる。
 モニターの中にいるこのおっぱいに手が伸ばせるものなら既に伸ばしている! 誰だってそうする! オレだってそうする!!
 ここにいる皆がそう心の中でそうシンクロさせたはずだ。

 頭の中が噴火しそうな刺激されたオレは食い入るようにモニターを覗き込む。

「このおっぱい…いやこの女子は誰だ!?」
「だ、誰よ一体!! このおっぱいの持ち主は!」
「おおおおおお落ち着け仙石、顔、出るぞ!」

 狭苦しいモニターを覗き込もうと殺到する。

 どうやらビーチバレーをしていたのか、ボスンとボールが弾む音がして被写体がよろめく。
 いかがわしいアングルで捉えるソレは、砂場に尻餅を付いて低い体勢になる、その瞬間に晒された素顔に、オレは息を呑んで固まった。

「おおおっ!!」
赤神(あかがみ)りおんだあぁ!!」
「我が世の春がキターーーッ!」

 ―――それはよく見知った顔だった。

「我が校のナンバーワンアイドルにして体操部のエース!」
「彼女にしたいランキングNO1! むしろ俺の彼女にしてぇ!」

 幼さを残したあどけさがあるのに、その容姿は蕾《つぼみ》どころか開花した華のような魅力的な顔立ちだ。
 明るい表情がとてもよく似合い、パッチリとした目も真っ
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