第135話
[2/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
答えにエステルが呆けている中クローゼは不安そうな表情をし、オリビエの言葉に続くように答えたユリアは戸惑いの表情で少女を見つめ、少女の答えを聞いてある事を察したシェラザードは真剣な表情で少女を見つめ、少女をよく見て何かに気づいたヨシュアは静かな表情で呟いた。
「ふえっ?ゼノさんとレオニダスさんって、確か”導力停止現象”の時マルガ鉱山でわたし達を手伝ってくれた………」
「ゼムリア大陸最大の猟兵団の片翼――――”西風の旅団”の猟兵達ね。という事は彼女も”西風の旅団”の”猟兵”なんでしょうね。」
「”西風の旅団”……ああ、ユウナがエステル達のママにけしかけた人達を殺した人達ね。」
ヨシュアの言葉を聞いたティータはかつての出来事を思い出し、静かな表情で呟いたアーシアの言葉を聞いたユウナは目を丸くして少女を見つめ
「何だと!?」
「猟兵――――しかも”西風の旅団”か………やれやれ、このメンツを考えると連中も”異変”に関わっていたから、今回の件に巻き込まれる可能性はありえなくもないが……」
少女が猟兵である事を知ったアガットは厳しい表情で声を上げ、ジンは真剣な表情で呟いた後疲れた表情で溜息を吐いた。
「ゼノとレオがリベールのマルガ鉱山で貴女達を………?―――ああ、なるほど。という事は貴女達がわたしが”剣聖”の妻の護衛をしている間にゼノとレオが手を貸した遊撃士達か。」
「へ……お、お母さんを!?という事は貴女がゼノさんやレオニダスさんと同じ、Ms.L―――レンに雇われていた残りの猟兵の人だったの〜〜〜!?」
少女の言葉を聞いたエステルは呆けた後信じられない表情で声を上げた。
「わたし達が”レンに雇われていた”……?しかもその”レン”が正体不明にして世界一の資産家のMs.Lってどういう事?」
「あ。」
「んもう、エステルってば、余計な事を口走ってくれたわね………仕方ないわね。半年前に貴女達”西風の旅団”が請けた”依頼”の件も含めて、今回の件も説明してあげるわ。」
少女の疑問を聞いたエステルが呆けた声を出したその時レンは呆れた表情で溜息を吐いた後、少女に事情を説明し、それぞれ自己紹介をした。
「……………なるほど。まだわかんない事もあるけど、とりあえず今の状況が貴女達によるものではないとわかった。そっちは敵対するつもりもないみたいの上非常事態だし、こっちも無闇に敵対するつもりはない。」
「よ、よかった〜………そう言えばまだ名前を聞いていないけど、確かエステルちゃん達の話によるとレナさんの護衛をしていた”西風の旅団”はさっきの話に出た二人と”西風の旅団”の団長―――”猟兵王”の娘だって事だから、貴女がその”猟兵王”の娘なの?」
事情を聞き終え、武器を収めた少女
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ