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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
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くゲームでは主人公であるディセンダーは強い、と言われていてその具体性は分からなかったが今回でよく分かった。
正直、オタオタに苦戦している自分が泣きたくなるぐらい。
「メリア……スッゴく強いね!」
「………そう…?」
「うん、そうだよ!あ、衛司、そろそろ船が到着する時間じゃないかな?」
「ん、あぁ、もうそろそろだね。なら、少し急ごうか」
カノンノが思い出したように言うと僕は頷いてそう答える。正直言うと、もう軽くオーバーしてるんじゃないかな?
「あ、船に乗ったら、メリアの希望する場所へ送ってもらえる様に伝えるから」
「……希望する、場所……?」
「うん。どうかしたの?」
「………………」
カノンノがメリアを見て言うも不思議そうな表情をしたままのメリアにカノンノが首を傾げる。
此処は…僕がフォローする場所かな?
「……もしかして、だけど…メリアは何処に行けばいいか分からないんじゃないかな?」
「…………(コクリ)」
「ええっ!?それって……。そ、それじゃあ、どうしようかな」
僕の言葉にメリアも理解出来たのか頷くのをカノンノが見ると驚き、困惑する。
「……とりあえず、船まで連れて行こう。もしかしたら、アンジュが何か考えてくれるかもしれないし」
「ん……そうだね。メリアもそれでいいかな?」
「……………(コクコク)」
「ん、それじゃあ、行こう!」
僕の提案に少し考えた後、カノンノは頷くとメリアに問い、メリアの反応を確認するとそう言って再び山を降りる事になった。
――――――――――
その後、度々現れるオタオタを相手にするも、なんとか無事船の到着場所である下流へと付いた。だが案の定、船の姿はまだ無かった。
「――あれ?まだ船が到着してない」
「意外に僕達の方が先だったみたいだね」
「……ねぇ、衛司。ひょっとしたらメリアって……」
「……多分、記憶喪失だろうね」
不意にカノンノが言ってきた言葉に先にそう言葉を出す。まぁ、『あくまで』理由が分かっている僕はそう言うしかない。
今、『彼女はディセンダーなんだよ』なんて言って通じる訳でも無いし、それに、まだ確実に彼女がディセンダーだ、とは言い切れないからだ。その彼女は現在、下流を流れる川を物珍しそうに眺めている。
「理由は全然分からないけど……やっぱりあの時メリアを包んでいた光に原因があったりするのかなぁ」
「どうだろう、ね。……あ、船が来たんじゃない?」
「あ、本当だ!」
不意に
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