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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
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…遂に原作スタートって訳か。
―――――――――
「―ぁ……衛司!目が覚めたみたいだよーっ!」
暫くして、カノンノのそんな声が聞こえ近付くと、先程の少女が目を覚まし不思議そうに此方を見ていた。
「もう大丈夫?驚いたよ、だって空から降りて来たんだもん。あれは、何かの魔術なの?」
「……魔、術…?」
「違うの?私、スゴイ魔術で空を飛んだのかなぁって思ったんだけど」
「はいはい、カノンノ。目が覚めたばっかりなんだし…あんまり質問攻めしないでおこう」
「ぁ、そうだね。…そうだ。私はカノンノ。カノンノ・グラスバレーだよ。それで、コッチは衛司、乾 衛司。あなたは?」
「…カノンノ……衛司……私……メリア」
少女、メリアはカノンノと僕を交互に見て僕達の名前を復唱した後、自分の名前を言った。
「メリア…か。中々良い名前じゃないか。…とりあえず、目が覚めたようなら早く山を降りよう。魔物出るからね」
「ん、そうだね」
「………?」
僕の言葉にカノンノは小さく頷き、メリアは小さく首を傾げていた。
―――――――――
山を降りていると案の定、橋の前を魔物『オタオタ』が一匹塞いでいた。うん……トラウマだ。
「あっちゃあ…、魔物だ」
「あの様子は……通してくれそうに無さそうだね」
その場から動かずに此方を見ているオタオタに僕とカノンノが苦笑いしながらそう言葉を出す。
そう言っていると、不意に服の袖を引っ張られる感覚に振り返ると、メリアが此方を見て、短剣のようなものを出した。
「……私…武器、持ってる」
「メリア…闘う、って言うの…?」
「…………(コクリ)」
メリアのその一言に僕が言うと、メリアは小さく頷く。短剣って言うと…職業は盗賊、かな?
「ホント!?じゃあ、私と衛司もサポートするから、ここは頑張ろう!」
「カノンノ…君って密かに戦闘狂だったりする?」
「え?何で…?」
「いや、いいや。じゃ、メリア。僕とカノンノも最低限サポートするから、頑張って行くよっ!」
「……ん…!(コクッ)」
僕の言葉とメリアの返答を合図に僕達は武器を手に取り、戦闘を開始した。
―――――――――――
――簡単に結果を言おう。メリアの一撃で一瞬で片が付いた。戦闘開始、確かに僕の隣を走っていたメリアが突然消え、一瞬でオタオタを切り裂いた。
これで判明した事は彼女の職業は『盗賊』や『海賊』ではなく『忍者』である事。
そして彼女がかなり強い事。
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