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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
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てみる木刀だし。どんな理由だろうと魔物相手に木刀は無いと思う。
「――…それでも、今戦えるのってやっぱり…」
「うん……。師匠達のおかげ、かな」
小さく首を傾げて言い掛けたカノンノに苦笑してそう答える。
師匠、とは…僕がアドリビトムに来た時点でギルドにいた、『ファンタジア』のクレス・アルベイン、『ディスティニー』のスタン・エルロン、『レジェンディア』のセネル・クーリッジ、『シンフォニア』のクラトス・アウリオンの事だ。
何故師匠か、というと…無論、オタオタにフルボッコされた僕を見るに耐えかねた結果である。おかげ様で、自分で言うのは何だけど…まだまだ実力は浅いがギルドで上手くやっていけるようにはなってきた。
セネルには驚いたなー…。『お前の攻撃は型になりすぎて、俺の知り合いより分かりやすい』って、避けられてフルボッコされたもん。
「……衛司、なんかかなり遠い目してるけど…大丈夫?」
「ゴメン、なんか色々思い出して泣きたくなってきた。…とにかくこの話は切り上げよう。お願いします」
「…なんかゴメン。それじゃ、早く船に戻ろっか」
二人で苦笑しあい、カノンノがそう言って再び歩き出そうとした所であった。
――…突如、僕達の上空を大きな光が飛んでいった。
「…!?今の……何だろ…?」
「まさか……とにかく行ってみよう!!」
不思議そうに光が飛んでいった方向を見ていたカノンノの手を取り、その方向へと走り出す。
何かカノンノが驚いてるみたいだけど、気にしない。
もしかしたら…あれが『今作』の……?
――――ルバーブ連山『ルバーブ峠』
光が飛んで行った場所に着くと、まるで僕達を待っていたかのように、光はその場所で止まり輝き続けていた。
「何だろう……あれ……?」
「とりあえず、近付いてみよう」
僕の言葉にカノンノは頷くと光が輝き続けている元へと歩みよる。
「……あれは…」
「人…、だ!?空から人が降りて…」
そう、『やはり』光の正体は人であった。つまりあれが…『今作のディセンダー』。
ゆっくりと降りてくる者を僕が抱き抱えるように受け止め支える。
流れるような長い金の髪、小さく整った顔立ち。服装はどこか和風な……ぶっちゃけると『朱雀の衣』装備。よくよく見れば……降りてきた『ディセンダー』はどうやら『少女』らしい。
「衛司……その子…」
「……大丈夫。ちょっと眠ってるみたい。とりあえず、目が覚めるまで待ってみよう」
心配そうに眠る少女を見るカノンノにそう言うと近くの平らな場所にゆっくりと少女を寝かせる。
……とりあえず
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