0208話『山城の進水日と提督の気持ち』
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「その……提督、それではもう一度聞かせてください。もし私がピンチになったらすぐに助けてくれますか?」
「ああ。必ず助けるよ」
「それと……私を最初に選んだことも後悔していませんよね?」
「していないよ。だから山城もそこは最初の絆を結んだ仲として誇ってもらっても構わない」
「そうですか……それでは、その……最後に聞きます。こんな事を改まって聞くのは今後一切ないと思いますからしっかりと聞いてくださいね?」
「うん、わかったよ」
そして山城は一回深呼吸をして気持ちを落ち着かせたのかさらに真剣な表情になって、
「でしたら……でしたら榛名と同じくらいに私の事を愛してくれますか……?」
「ああ……それは誓うよ。だから山城ももう不安にならなくていい。今後なにか困った事があったらすぐに私の事を頼ってくれ」
「わかりました……提督、その気持ちはありがたく受け取っておきますね。…………もう二度とこんな恥ずかしい事は聞きませんからね!? いい加減調子に乗りますと主砲をお見舞いしますからね!」
「あはは……それは怖いな。大丈夫、山城の気持ちを確認できただけでかなりの収穫だからもう聞かないから安心してくれ」
「山城、とっても可愛かったわよ」
《はい。榛名も少し見とれてしまいました……》
それから扶桑と榛名に少しの間山城は可愛がられていたために山城は顔を盛大に真っ赤にしてのは記憶に残った。
最後に進水日の贈り物も贈ったのでそれで喜んでもらえてよかったと思う。
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