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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第16話 イッセー先輩のお兄さん?四天王ココ登場!!
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フグ鯨は強力な毒を持っていてな。普通のフグをさばく免許は俺も持っているがフグ鯨は『特殊調理食材』と呼ばれる厄介な食材で俺ではさばけない」
先輩フグもさばけれたんですか……それはそうとそれじゃフグ鯨を食べる事は出来ないんじゃないでしょうか?
「もしかしてそのグルメフォーチュンにフグ鯨をさばける人がいるのかい?」
「鋭いな祐斗。今向かっているグルメフォーチュンにフグ鯨をさばける人間がいる。俺の知り合いだ」
イッセー先輩の知り合いの方ですか、どんな方なんでしょうか?……まさか女性ではないですよね?
「おい爺さん!ふざけた事言ってんじゃねえぞ!」
「そうはいってものぅ……あっしは高けぇ所が苦手でして……その酒が無いと怖くて震えて震えて……」
「だからって全部の酒を買いしめやがって!俺を舐めているのか!?」
前の座席から何やら大きな声が聞こえてきたので何事かと思いそっと覗き込んでみます。そこで見えたのは大柄の男性が何本もの酒ビンを持った白髪のリーゼントのお爺さんに絡んでいる光景でした。
「何事かしら、物騒ね」
「あの男性がお爺さんに一方的に絡んでいるように見えますが……」
「あのお爺さん、中々にイカした髪型をしてるね」
部長達もそっと覗き込んで様子を伺っています。もう、折角の旅気分が台無しです。
「私ちょっと文句を言ってきます!」
「あ、小猫!?」
私はいまだに叫んでいる男性の傍に行き声を掛けました。
「ちょっと!貴方が叫ぶせいでこっちは迷惑をしてるんですよ!公共の場でそんなに騒いで恥ずかしくないんですか!ましてやそんなか弱いお爺さんをイジメるなんていい大人が恥ずかしいです!!」
「何だと〜?てめぇ俺様が誰か分かってんのか?お?俺様は美食屋ゾンゲ様だ!!俺様のフルコースを教えてやろうか!何と俺様のメインディッシュはあのガララワニだぞ!この前ぶっ殺して食ってやったのさ!美味かったぜ!!」
ゾンゲと名乗る男性は私に自身のフルコースを見せてきました。メインディッシュのガララワニにはちょっと驚きましたがイッセー先輩だってガララワニを倒したしこんな程度では怯みません!
「イッセー先輩の方が遥かに凄いです!貴方のメインディッシュだって軽々と倒しちゃったんですから!」
「何が先輩だ。俺様より凄い美食屋なんぞ……」
「呼んだか、小猫ちゃん?」
「ん、何だてめえは?」
私とゾンゲが言い争っているとイッセー先輩がこちらに来てくれました。
「先輩!どうしてここに?」
「いや小猫ちゃんが心配でちょっと様子を見にな」
「私を心配してくれたんですか?嬉しいです、イッセー先輩!」
私はギュッと先輩に抱き着く。こ
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