学年別トーナメント 幻想からの来訪者
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シャルル嫌、シャルロットは閃輝からの誘いについて考えていた
幻想郷
閃輝の愛する世界である、閃輝の大切な人達の居る世界。その話を聞いてシャルロットは、幻想郷に行くか否か、深く考えていた。
『全てを受け入れる優しい世界であるが、同時に残酷な世界』
閃輝はそう語った、実際、幻想郷は大抵の外の人間は妖怪に喰われるか、のたれ死ぬというこの2択になる。が、シャルロットはこの世界よりも遥かに自由という所に惹かれている。
「妖怪は恐いそうだけど・・・妖精には会って見たいかも」
いかにも女の子らしい事を言うシャルロット、女の子ならば一度は、そのような物に憧れるのは解る。シャルロットは思考を切り替えて、考えを始める。幻想郷に行くかどうか。
「(・・・この世界に居ても、正直、良い事なんて無いと思うしっと言うかこのままだったら本国に連れ戻されて、牢獄行きだろうし・・・
閃輝が電話で話してたにとりさん?は僕の事をカバーしてくれるって言ってたけど
う〜ん・・・でも、ISを使わずに空を飛んだりはしてみたいし、妖精にも会ってみたいし
閃輝とだってこれから仲良くなって行きたいし・・・決めた!)」
シャルロットは何を決めたように立ち上がった、その時、ラフなズボンとシャツを着た閃輝が頭を、タオルで拭きながらバスルームから出てきた。
「答えはでt「(コンコン)霧雨君、今良いですか?」山田先生?シャルロット、構わないか?」
シャルロットに言葉を掛けようとしたら、麻耶が部屋をノックした。
「うん、僕は構わないよ」
シャルロットは了承し、閃輝は扉に向かい扉を開けた。そこにはファイルを持った麻耶が立っていた
「霧雨君、お客様が来てますよ、此方にお呼びしても良いですか?」
「客?俺にですか?はい、良いですけど・・・」
その言葉を確認すると、麻耶は閃輝に会いに来たという人達を呼びに行ったが、閃輝は一体誰が来たのか、全く解らなかった。外界に自身に会いに来る様な知り合いは居ないからだ。嘗ては五反田 弾であった月方 劾は幻想郷の人里に居るはずだからだ。幾ら空間を操れると言っても博麗大結界を越える事は現状の劾では不可能。
「ねぇねぇ、閃輝、一体誰なの?お客って?」
「俺の方が知りたい」
シャルロットは一体誰が訪ねてくるのか閃輝に聞くが、その閃輝も誰か来るのか全く解らない。
そして・・・扉をノックする音が部屋の中に響いた。閃輝は扉に近づき、ドアノブを回して扉を開けた。其処に居たのは・・・
「お久しぶりね、閃輝君」
「よぉ!閃輝!」
「こんにちわ閃輝君」
閃輝は目を限界まで開き、驚愕していた、来客は3人であった。
一人はふわふわとした綺麗で柔らかそうな金色の髪、赤い瞳に薄い紫と少し濃い目の紫のド
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